くらし

夫のモノハラに、怒れる妻3人が集結!被害を報告し合った先に解決の糸口が!?

実際に夫からのモノハラにあっている人たちに話し合ってもらいながら、どうしたら現状を改善できるのか、解決の糸口を探してもらうことに。赤裸々な体験談に、「あるある、私のうちも」と共感する人も多いはず。
  • イラストレーション・黒猫まな子 文・板倉ミキコ

丸山さん(仮名)
45歳 テレビ局勤務。同い年の夫も同業。お互い忙しく、夫は家事にも協力的だけど、趣味が多彩でものが多すぎるのが悩み。小学1年生の子ども1人。

高野さん(仮名)
51歳 アパレル勤務。大学時代の同級生だったウェブデザイナーの夫には、コレクター癖がある。結婚当時に購入した家に20年住み続けている。

柳田さん(仮名)
48歳 代理店勤務。4つ年上の夫はメーカー勤務のエンジニアで、ものを溜め込むタイプ。大学生の子どもは一人暮らしをしていて、現在は夫婦二人暮らし。

ここではさらにリアルな声を聞くべく、夫からのモノハラを受けているという、読者3人に集まってもらった。普段は友人とも話しづらい内容ということで、互いの被害を報告し合うだけでも共感しきり。どうすればこの悪しき環境が改善するのか、議論は白熱。

柳田 我が家のモノハラは、結婚当初から始まってたのかも。お互い一人暮らしだったんですが、新居にそれぞれの荷物を持ち寄ることになったんです。新居が楽しみだった私は引っ越し前に私物はかなり処分し、段ボール数箱でした。続いて夫の荷物を載せたトラックがやってきたんだけど、業者の人が「部屋が天井まで段ボールで埋まりますから」って。そのとおり、家は迷路に! 後に丸山さんの夫もそうだったと聞いて意気投合しました(笑)。

高野 うわ〜。想像するだけで胸が詰まりそう。うちの夫は実家暮らしだったから最初の量はそれほどでもなかったんですけど、何に関しても熱しやすく、ものを集めてしまうタイプなんですよ。陶芸に凝ったと思えば、サックスを買ってみたり……。さらによくないのが、一回凝ったものはたとえ熱が冷めてしまっても捨ててくれないの。

丸山 わかる! うちの夫も形から入るタイプで、サーフボード、スキューバダイビングの道具など、まずは買ってしまうんです。でも、数回しかやらずに、今やオブジェ。「もうやらないんでしょ?」って聞くと、「いや、要るから捨てないで」って。

柳田 絶対使っていないものでも、処分を促すとムッとするんですよね。うちも1、2回遊んだだけで数年使っていないゲームモニターが寝室にあって、「使わないんだから捨てたら?」って言うと、「君がいない時にやってるよ」って。なんでそんなウソつくの~(笑)。

高野 男性って収集癖がありませんか? 私の夫は古いものが好きなんだけど、特に時計にはまっていて。結婚前は腕時計だったから小さくてまだよかったけど、だんだん置き時計、柱時計とバリエーションが広がっちゃって……。家じゅうカチコチカチコチボーンボーン。

柳田 うなされそう〜。そんな家じゃ眠れない!

高野 そうなんですよ。「生活空間がなくなるから、もうどうにかして」って言ったら夫もさすがに理解し、トランクルームを借りてくれました。

 

夫はものを減らす発想がなく、収納を増やしてごまかします。(丸山さん)

家じゅうのデッドスペースに、次々と夫自作の収納棚ができる始末。
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