脳血管障害

原因と特徴

脳血管障害とは、脳に血液を送っている血管がダメージを受け、脳の機能に影響が出てしまう状態のことです。代表的なものとして、脳梗塞脳出血くも膜下出血などがあります。その原因は動脈硬化をはじめ、高血圧や脂質異常症、糖尿病や肥満、喫煙などが挙げられます。主な症状のほか、「うまくしゃべることができない」「内容に一貫性がなく理解できない言葉を話す」などもみられます。進行が急速で命に関わるだけでなく、一度発症すると日常生活に影響を与える後遺症が残りやすいため注意が必要であり、生活習慣の見直しなどの予防が大切な病気です。

治療

急激に発症するため、迅速な対応が求められます。状態により治療が異なり、血腫除去手術、血管内治療、血栓溶解療法など行われます。また後遺症のケアとして、リハビリテーションを受けることも大切です。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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