脳出血

原因と特徴

脳出血とは、脳の血管が破れることによってさまざまな症状があらわれる病気です。原因としては、動脈硬化や高血圧糖尿病、血液透析などがあります。また、起床時や立ち上がったときなど、血圧が大きく変化するときに発症することもあり、脳の中を走る細い動脈が突然破れて出血が起こり、脳を壊したり圧迫したりします。それにともない、手足のしびれや麻痺、両目が鼻先をにらむ、片側の感覚障害、不随意運動や痛み、瞳孔の縮瞳、意識障害、激しい頭痛、めまい、吐き気と嘔吐、立っていられないなどの症状があらわれます。

治療

血腫を取り除く場合は脳外科で行い、顕微鏡を用いた手術や、頭蓋骨に小さな穴をあけて内視鏡を使って血腫を吸引する方法、脳室から脳脊髄液を排除する手術などがあります。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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