からだ

しっとりした花びらの質感は、肌の美しさにも通じます。

〈連載〉美しき人生のそばに(24)。花が好きで、花を好きになってほしくて、フラワーショップを始めた女性がいます。絵のように美しく花を束ねるその人に会いに行きました。
  • 撮影・青木和義 文・越川典子

一本一本が「主役」。異なる美しさを束ねるブーケが好きです。

店舗の中央テーブルに個性豊かな花が飾られている。じっくり観賞しつつ、若井さんに花選びの相談ができる。滞在時間が長くなるのも楽しい。http://duft.jp/
異なる花を見事に一つのブーケに。透明なパラフィンで包んで手渡すことが多いのは「美しい茎まで見せたいから」。

若井ちえみさん(わかい・ちえみ)
フローリスト、「duft」オーナー
ショップを営みながら、店舗やイベントのディスプレイ、広告などのスタイリングでも活躍する、いま注目のフローリスト。

ここは、東京・世田谷の松蔭神社前にあるフラワーショップ「duft(ドゥフト)」。オーナーの若井ちえみさんの審美眼で選ばれた花々が並ぶ様子は、まるでギャラリーだ。ぐるりと店内を歩きながら観賞し、心に響く花を選べるのである。

「毎週1本ずつでも、好きな花をお部屋に飾ってほしい。日常に花のある暮らしの楽しさを知ってほしい──そんな思いでオープンして5年目に入りました」

今では「若井さんにブーケを!」というオーダーが後を絶たない。

パープルのアンセリウム、手前はアリアム。「ネギボウズとも言います(笑)」と若井さんは説明好き。
「フラワーベースは色つきを選ぶほうが圧倒的にかっこいい」とは若井さんのアドバイスだ。
一枚の絵のような花々。全部が「若井好み」だから、力強いのに、繊細でもある。
店内には、国内外から集めたフラワーベースも展示。花に負けない、花を高める出合い。

「スタイリッシュとかモダンとか言われますが、あえてそうしているわけではないんです。どんな方に贈るのか、どんなお部屋に飾るのか、どんな花器か。お話を伺い、イメージに合うブーケをお作りするのが私のルール」と話してくれた若井さん、実はもう一つルールがあった。

実際に即興でブーケを作ってもらったのだが、同じ花を重ねていないことがわかるだろうか(TOP画像2枚目)。一本一本、異なる花を束ね、一つのブーケにする。ひとまとまりでも美しいのに、それぞれの花をじっくり見たくなるから不思議でならない。

「どの花も『主役』だからです」

強烈な色もあれば、淡い色もある。華やかで大きな花、小さな花。艶のある花弁もあれば、はかなげな花弁も。

「人間と同じだな、と思います。見れば見るほど、それぞれの美しさが発見できる。花のもつ質感を、髪や肌の美しさに重ねてみることもありますね」

若井さん愛用の、(左から)デルメッド プレミアム ローション、エッセンス、UVベイス。

だから、そばにデルメッド。

しっとり、みずみずしい花の質感に、人の肌を連想するという若井さん。「アトピー体質の私は、一に保湿、二に保湿、三も四も五も保湿。デルメッド プレミアム クリーム No.1は、そのやわらかさと、肌のしっとり感で、まさに私のNo.1です」

デルメッドのWEBマガジン「デルメッド・スタイル」では美容やレシピなどの情報をお届けしています。若井ちえみさんの特集も紹介中! 是非ご覧ください。https://www.dermed-style.jp

問合せ先・デルメッド 〈フリーダイヤル〉0120-847-447 www.dermed.jp

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