毎日実行したい、脳を鍛えるお手軽エクササイズ。
自分の忘れっぽさの度合いが、最近どうも進んでいるような……心あたりはありませんか? 今こそできる対策があります。ここで学んでおきましょう。
ここからは、カラダを動かしながら脳を鍛えるエクササイズをご紹介します。
生活リズムに合わせたタイミングで、どれか1つでも毎日実行しましょう。
ここからは、カラダを動かしながら脳を鍛えるエクササイズをご紹介します。
生活リズムに合わせたタイミングで、どれか1つでも毎日実行しましょう。
撮影・角戸菜摘 文・黒澤祐美 イラストレーション・イオクサツキ
[ ティッシュでお手玉 ]
普段スマホやPCを長時間見続けている人は、視覚系の脳機能が衰えやすい傾向にある。その理由は、眼球の動きが小さくなり、視覚情報を得にくくなっているため。
「ティッシュは投げて、手に収まるまでしっかり目で追わないとうまくキャッチができません。この『目で追う』という行為が視覚系のトレーニングになるのです。また利き手でない手も使うことで、記憶力を高めることもできます」
[ 片脚立ち30秒 ]
アルツハイマー型の認知症になると、自分を客観視できなくなるという症状も。そのための対策として、目をつむった片脚立ちトレーニングを。
「目をつむることで自分を観察する能力が高まり、脳の劣化を防ぐことができます。また、バランスをとろうとする動きは記憶の中枢の一つである小脳を刺激します。頭の回転や発想力も上がるため、なにか新しいことを学ぼうとするときにおすすめです。テーブルや椅子など、すぐに掴まれる家具の近くで安全に行いましょう」
[ ゆっくり反復横とび ]
小・中学校時代の体力測定以来やった記憶がない、という人がほとんどであろう反復横とびだが、実は脳機能を高める効果がある。反復横とびの動作といえば、中央ラインを踏まないように素早く足を置き換え、左右にステップを踏む。脳で考えながらスイッチする動作が、脳の活性化になるのだそう。
「脳からカラダに命令をして動く習慣がつくと、これは『いる』これは『いらない』といった、物事を判断する力がつきます。行動もテキパキし、活力が生まれるのです」
『クロワッサン』997号より
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