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毎日実行したい、脳を鍛えるお手軽エクササイズ。

自分の忘れっぽさの度合いが、最近どうも進んでいるような……心あたりはありませんか? 今こそできる対策があります。ここで学んでおきましょう。
ここからは、カラダを動かしながら脳を鍛えるエクササイズをご紹介します。
生活リズムに合わせたタイミングで、どれか1つでも毎日実行しましょう。

撮影・角戸菜摘 文・黒澤祐美 イラストレーション・イオクサツキ

[ ティッシュでお手玉 ]

普段スマホやPCを長時間見続けている人は、視覚系の脳機能が衰えやすい傾向にある。その理由は、眼球の動きが小さくなり、視覚情報を得にくくなっているため。

「ティッシュは投げて、手に収まるまでしっかり目で追わないとうまくキャッチができません。この『目で追う』という行為が視覚系のトレーニングになるのです。また利き手でない手も使うことで、記憶力を高めることもできます」

1.両腕をバンザイ。肘を軽く曲げ、左右それぞれの手にティッシュを1枚ずつ持つ。その状態で、ティッシュを上に投げられるくらいの大きさの玉状になるまで丸め、強く握る。
1.両腕をバンザイ。肘を軽く曲げ、左右それぞれの手にティッシュを1枚ずつ持つ。その状態で、ティッシュを上に投げられるくらいの大きさの玉状になるまで丸め、強く握る。
2.右手のティッシュを真上に投げて、落ちてきたところをキャッチする。これを5回続けて行う。できる人は徐々に高さを出していこう。左手でも同様に行う。
2.右手のティッシュを真上に投げて、落ちてきたところをキャッチする。これを5回続けて行う。できる人は徐々に高さを出していこう。左手でも同様に行う。
3.続いて、2つの丸めたティッシュを使ってお手玉をする。右回り、左回りにそれぞれ5回ずつ繰り返す。これも高さを出していくことで難しくなり、脳が活性化する。
3.続いて、2つの丸めたティッシュを使ってお手玉をする。右回り、左回りにそれぞれ5回ずつ繰り返す。これも高さを出していくことで難しくなり、脳が活性化する。
1.両腕をバンザイ。肘を軽く曲げ、左右それぞれの手にティッシュを1枚ずつ持つ。その状態で、ティッシュを上に投げられるくらいの大きさの玉状になるまで丸め、強く握る。
2.右手のティッシュを真上に投げて、落ちてきたところをキャッチする。これを5回続けて行う。できる人は徐々に高さを出していこう。左手でも同様に行う。
3.続いて、2つの丸めたティッシュを使ってお手玉をする。右回り、左回りにそれぞれ5回ずつ繰り返す。これも高さを出していくことで難しくなり、脳が活性化する。

[ 片脚立ち30秒 ]

アルツハイマー型の認知症になると、自分を客観視できなくなるという症状も。そのための対策として、目をつむった片脚立ちトレーニングを。

「目をつむることで自分を観察する能力が高まり、脳の劣化を防ぐことができます。また、バランスをとろうとする動きは記憶の中枢の一つである小脳を刺激します。頭の回転や発想力も上がるため、なにか新しいことを学ぼうとするときにおすすめです。テーブルや椅子など、すぐに掴まれる家具の近くで安全に行いましょう」

【基本】足を腰幅に開いて立ち、両手は腰に。右脚に体重を乗せて左脚の膝を曲げ、その場で30秒キープ。はじめは目を開けたまま、ふらつかないようにバランスをとろう。反対の脚も。
【基本】足を腰幅に開いて立ち、両手は腰に。右脚に体重を乗せて左脚の膝を曲げ、その場で30秒キープ。はじめは目を開けたまま、ふらつかないようにバランスをとろう。反対の脚も。
【応用】目を開けて30秒止まっていられたら、次に目を閉じて挑戦。片脚立ちになり、両腕を広げ、ゆっくり目を閉じる。そのまま30秒。できたら目を閉じたまま脚を入れ替え、反対も。
【応用】目を開けて30秒止まっていられたら、次に目を閉じて挑戦。片脚立ちになり、両腕を広げ、ゆっくり目を閉じる。そのまま30秒。できたら目を閉じたまま脚を入れ替え、反対も。
【基本】足を腰幅に開いて立ち、両手は腰に。右脚に体重を乗せて左脚の膝を曲げ、その場で30秒キープ。はじめは目を開けたまま、ふらつかないようにバランスをとろう。反対の脚も。
【応用】目を開けて30秒止まっていられたら、次に目を閉じて挑戦。片脚立ちになり、両腕を広げ、ゆっくり目を閉じる。そのまま30秒。できたら目を閉じたまま脚を入れ替え、反対も。

[ ゆっくり反復横とび ]

小・中学校時代の体力測定以来やった記憶がない、という人がほとんどであろう反復横とびだが、実は脳機能を高める効果がある。反復横とびの動作といえば、中央ラインを踏まないように素早く足を置き換え、左右にステップを踏む。脳で考えながらスイッチする動作が、脳の活性化になるのだそう。

「脳からカラダに命令をして動く習慣がつくと、これは『いる』これは『いらない』といった、物事を判断する力がつきます。行動もテキパキし、活力が生まれるのです」

テープなどで1メートル間隔の3本線を引く。中央ラインをまたいでスタート。右のラインを超えるまでサイドにステップし、一度中央に戻り、左に移動。ゆっくり1分。これを3セット。
テープなどで1メートル間隔の3本線を引く。中央ラインをまたいでスタート。右のラインを超えるまでサイドにステップし、一度中央に戻り、左に移動。ゆっくり1分。これを3セット。

『クロワッサン』997号より

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