からだ

着こなしのヒントは街にある。おしゃれな大人11人スナップ集。

  • 撮影・黒川ひろみ、角戸菜摘 文・古屋美枝

主役のワンピースに合わせて 髪型もトップを盛って華やかに。

明るい色の〈タバサ〉のワンピース。「シルエットが美しく見えるよう、ヒールのあるマニッシュなブーツに。型にはまらず、いろいろなアイテムに挑戦して、個性が出る着こなしを模索してます」

貝田睦美(かいだ・むつみ)さん  会社員(50歳)
着る服に合わせて、ヘアアレンジ。「トップにボリュームを出したハーフアップで、女性らしくしました」
ヒールのあるサイドゴアブーツでスタイルアップ。「重くなりすぎない明るめのブラウンも気に入っています」

“いいもの”はお手入れをして 何十年も大切に着るのが好き。

「気に入ったものを何十年も着ています。この〈ボッテガヴェネタ〉のバッグも10年以上の愛用品。〈ヨーガンレール〉のコートは姉のお下がりを仕立て直しました。今ある服を大切にしたいですね」

山口久美子(やまぐち・くみこ)さん 主婦 (70歳)

ワンピース×ワイドパンツの 遊び心溢れる絶妙なレイヤード。

〈アズ ノゥ アズ〉のシャツワンピースにワイドパンツを重ね着。「ワンピースが軽やかに見えるよう、アウターの前は開けています。ひと捻りあって、女性らしいデザインが好みです」

笠原まりみ(かさはら・まりみ)さん  会社員(41歳)
ボールチェーンのピアスは輪っかがほどけてストレートに。「このほうが好きなので、あえて直していないんです」
「ワンピースの袖口についたリボンが見えるように、アウターの袖をまくると、裏地の水色も見えるんです」

メンズライクなアイテムだからこそ 女性らしさが際立つ着こなし。

「かわいらしい色と軽さが気に入った」という〈ミュウミュウ〉のジャケット。「パンツはローライズをメンズっぽく穿くのがこだわり。サイズ感がぴったりの〈サンローラン〉を何本か持っています」

恩田嘉寿美(おんだ・かすみ)さん  美容師(50歳)
「10年以上、ずっとロングヘア。白髪をおしゃれに見せるカラーリングを研究中で、今はグラデーションに」
〈チャーチ〉の厚底ウィングチップは立ち仕事でも疲れにくい。アンクレットはパリのセレクトショップで。

大好きなドット柄が入った スカートを主役にコーディネート。

スカートは、地元福岡で一目惚れして購入したハンドメイドの品。「全身をモノトーンに。〈ダンスコ〉の靴は一年中履いています。肩から下げているのは、実はお財布。身軽に出かけられます」

和田節子(わだ・せつこ)さん 主婦 (67歳)
薄くて軽い〈アイスウォッチ〉を愛用中。「シンプルで見やすく、柄物の服にも合わせやすいんです」
モノトーンの柄のパッチワークスカート。「丈を直してもらうついでにポケットも付けてもらった、自分だけの一着」

ラインがきれいに見えるものを しっかり吟味して買うのがルール。

春らしいレース素材のブラウスをワイドパンツに合わせた。「パンツはゆったりしたシルエットで、脚のラインをカバーしてくれる優れもの。“必ず試着してから買う”のが服選びの鉄則です」

鈴木麻衣子(すずき・まいこ)さん  ヘアメイクアーティスト(43歳)
透明感のあるピアスはレースの質感と相性ぴったり。「〈アーカー〉のピンキーリングは結婚10周年のお祝い」
靴はバレエシューズなどのぺたんこ靴が多い。「大好きなレオパード柄は靴や小物でさりげなく取り入れます」

『クロワッサン』992号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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