からだ

前田美波里さんも筋活中!あの人の筋トレ、拝見しました。

忙しさや年齢を言い訳に、筋活をサボっていませんか? きれいな筋肉を維持している人の、その裏側の努力を公開。
  • 撮影・玉置順子(t.cube)、 スタイリング・松田綾子(オフィスドゥーエ) ヘア&メイク・矢野トシコ(SASHU) 文・菅野綾子

女優として舞台に立つ以上、 身体を鍛えることは私の“仕事”。

70歳という年齢が信じがたいほど、引き締まった抜群のプロポーションを保っている前田美波里さん。インタビュー開始前、テーブルに置いてあったチョコレートを見るなり、

「こんなところに置いたらダメ。あると食べたくなっちゃうから」

と、冗談めかして笑う。聞けば、間食はほとんどしないのだそう。

「甘いものをまったく食べないわけではないんです。ただ、食べるのは朝だけ。毎朝コーヒーを必ずいただくんですけど、お砂糖を入れない代わりにクッキーやチョコを2〜3個とか。でも、それ以外の時間はぐっと我慢です」

メリハリあるボディラインはもちろんのこと、こんな言葉からも、筋活に対するストイックな姿勢が窺える。

「若い頃はもっとストイックだったんですよ。食べたいものも食べず、本当につまらない女でした(笑)。趣味でやっていたはずのクラシックバレエも、突き詰めすぎて仕事にも支障が出るくらい、いろんな部位を痛めてしまって。そんな時、これ以上、身体を痛めつけるのではなくて、労りながらできる方法はないかなと思って見つけたのが、エゴスキュー体操だったんです」

エゴスキュー体操とは、普段使われていない筋肉を呼び覚まし、腰や肩の痛みや身体の歪みを解消するメソッド。

「トレーナーさんにレッスンを受けた後、自宅でできる個別のエクササイズメニューを作っていただくんです。家の壁やクッションを使ってする地味な動きなんですけど、たった1回でバレエで痛めた股関節の調子がよくなったり、身体の歪みが改善されたような気がして。これはいい! と、6〜7年前から毎日朝食後に30分、そのメニューを行って筋肉を目覚めさせています。地味な動きでも、コツコツ続けることで効果を維持できています。はっきり言って、三日坊主が一番ダメなんです」

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