入浴は極上のスキンケアタイム。冬の美肌はお風呂で生まれる。
年とともに、とばかり言いたくはないけれど、冬が来るたび乾きが加速しているのも事実。潤いある美肌を手に入れる鍵は、お風呂にありました。
撮影・久々江 満(浴室)、中島慶子、山城健朗(上田さん)
長すぎる入浴は乾燥の原因に! 入浴剤の効果で、発汗・保湿を。
「入浴剤はぜひ、使いましょう。特に冬は、保湿効果や、からだの温まり方が違ってきます。ただ、ある程度の年齢になると、あまり長く湯につかると、肌本来が持つ保湿成分が流れ出てしまい、お風呂上がりにかえって乾燥してしまうことも。私は長くとも15分間ほどの入浴にとどめています」
入浴剤は種類豊富にあるが、長湯せずとも充分に発汗、保湿ができるお気に入りを見つけて。
微細なスクラブの角質ケアで、ひじもひざもかかともすべすべ。
週に2回ぐらいは、たまった角質や毛穴汚れのケアを。
「ボディ用スクラブ剤は粒の粗くないものを選べば、デコルテまで使えます。お風呂では肌が柔らかくなっていて傷みやすいので、ファイルやスポンジも、力が入りすぎないキメの細かいものを。私は、はちみつに粗塩を加えた自作スクラブを使うこともありますが、その場合はよく混ぜ、粒が溶けきる寸前まで細かくします」