【白身魚のソテー 根菜の蒸し焼き添え】病気予防に、アンチエイジングに。松見早枝子さんの魚菜レシピ。
体の中から健康になるレシピを提案し、自身もいつもスッキリ健やかな松見早枝子さん。最近取り入れているという食生活を聞きました。
撮影・黒澤義教 文・今井 恵
[白身魚のソテー 根菜の蒸し焼き添え]焼くだけで味わい深い、にんにくオイル漬け。
「タラは一年中手に入る魚。刺身の余りやブリなど他の魚の切り身で作ってもおいしい。大人だけで食べるのならオイルに唐辛子やハーブを入れるとまた違った味わいに」
【材料(2人分)】
にんにくオイル漬け[魚の切り身(真鯛かタラ)2切れ、塩・こしょう各少々、にんにく(スライス)1かけ、オリーブオイル大さじ3]、にんじん1/2本、れんこん4cm、塩・こしょう各少々、オリーブオイル大さじ1、クレソン適宜
【作り方】
1. 魚の切り身の両面に塩こしょうし、ペーパーに包んで冷蔵庫に15分ほど置き、余分な水気を取る。にんにく、オリーブオイルと共に食品保存袋に入れ、空気を抜いて冷蔵庫で30分以上置く(2日間ほど保存可)。
2. れんこんは皮をむき1cm厚さの輪切りにし、5分ほど水にさらして水気を拭く。にんじんは縦4等分に切る。
3. フライパンにオリーブオイルを広げての野菜を並べ入れ、蓋をして中火で3分ほど焼く。裏返してさらに2分ほど焼いたら、塩こしょうして取り出し、皿に盛り付けておく。
4. フライパンをきれいに拭いてのにんにくオイル漬けを並べ入れ、弱めの中火でこんがりするまで焼いたら裏返し、火が通ったら取り出しての皿にのせる。好みでクレソンを添える。
松見早枝子(まつみ・さえこ)●料理研究家、美と健康をテーマにビューティレシピストとして活躍。しばらく休講していた自身の料理教室「Tronc(トロン)」を12月から再開予定。
『クロワッサン』984号より