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【さみしい編】心が弱ったときのツボストレッチ。

ライター 齋藤優子  イラストレーション 中村久美

さみしい時の体の状態

頭や胸のエネルギーが枯渇していて、体もうつむき加減。特に胸の中が空っぽで、木枯らしが吹きすさぶよう。
頭や胸のエネルギーが枯渇していて、体もうつむき加減。特に胸の中が空っぽで、木枯らしが吹きすさぶよう。

胸のエネルギーがしょぼんとしぼんでしまっている状態なので、胸に関わりの深いツボ、を使います。ツボは温めると、散らばっていたエネルギーや血液がそこに集まってきます。まずは、膻中を温めて、空っぽの胸にエネルギーを集めます。

その後、胸を大きく開いて、ダイナミックに巡らせます。さみしいと、どうしてもうつむき加減になり、実際にも胸をふさぎがち。呼吸が浅くなる、何もしていないのに息切れするなど、呼吸器に症状が出やすいので、胸を開いて、それも改善します。なにより、顔を上げて、上下左右にめいっぱい胸骨を広げるような姿勢をとれば、さみしい気持ちもグッと前向きに変わってきます。

さみしい時は、胸を温めるといい。

両手をすり合わせて、温めておいてから
両手をすり合わせて、温めておいてから
片手でもOK
片手でもOK
両手をすり合わせて、温めておいてから
片手でもOK

膻中(だんちゅう)を温める

場所:左右の乳頭の真ん中

方法:両手をすり合わせてから、やさしく当てる。

さらに効果的:膻中(だんちゅう)を意識して、 胸を開く

【さみしい編】心が弱ったときのツボストレッチ。

方法:椅子に浅めに座って、両手を後ろに引き、45度の方向に膻中を突き出す気持ちで胸を広げる。手のひらを外に向けると、なおいい。

[ 体の不調にも効く ]

息切れ
● 動悸(どうき)
神経痛
胸の痛み
せき

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