【さみしい編】心が弱ったときのツボストレッチ。
ライター 齋藤優子 イラストレーション 中村久美
さみしい時の体の状態
胸のエネルギーがしょぼんとしぼんでしまっている状態なので、胸に関わりの深いツボ、を使います。ツボは温めると、散らばっていたエネルギーや血液がそこに集まってきます。まずは、膻中を温めて、空っぽの胸にエネルギーを集めます。
その後、胸を大きく開いて、ダイナミックに巡らせます。さみしいと、どうしてもうつむき加減になり、実際にも胸をふさぎがち。呼吸が浅くなる、何もしていないのに息切れするなど、呼吸器に症状が出やすいので、胸を開いて、それも改善します。なにより、顔を上げて、上下左右にめいっぱい胸骨を広げるような姿勢をとれば、さみしい気持ちもグッと前向きに変わってきます。
さみしい時は、胸を温めるといい。
膻中(だんちゅう)を温める
場所:左右の乳頭の真ん中
方法:両手をすり合わせてから、やさしく当てる。
さらに効果的:膻中(だんちゅう)を意識して、 胸を開く
方法:椅子に浅めに座って、両手を後ろに引き、45度の方向に膻中を突き出す気持ちで胸を広げる。手のひらを外に向けると、なおいい。
[ 体の不調にも効く ]
● 息切れ
● 動悸(どうき)
● 神経痛
● 胸の痛み
● せき
01 / 03
広告