年齢とともに変わりゆく髪、私はこう対処しています。【後編】
ヘアスタイルと違って、友人知人でも踏み込んで話す機会が少ないヘアケアの悩み。聞いてみるとみなさん独自の工夫をしています。
撮影・青木和義、千葉 諭、三東サイ 文・鈴木智子
首こり改善ストレッチで頭皮まで血行を促して。 池田佐和子さん(パーソナルトレーナー)
仕事の際は基本的にノーメイクなので、元気に見せるには髪のツヤが不可欠。そのため池田さんが行っているのが首こり改善のストレッチ。
「肩や首が凝っていると頭皮への血流が悪くなり髪にもよくありません。首の筋肉に働きかけ血流を促すことで栄養がゆきわたるようになりハリツヤも出てきます。あと、運動量が多いのでタンパク質を補うためにプロテインを欠かさず摂っています。タンパク質は髪や肌にも大切です。細胞の老化を防ぐ必須脂肪酸のオメガ3が含まれているプロテインもいいですね」
自分の肌色と合う白髪染めで印象のいい髪を演出。 今井志保子さん(カラープロデューサー)
今井さんがヘアケアで最も大事にしているのが白髪染めの色選び。
「白髪染めやヘアカラーは色を間違えると、かえって傷んで見えたり、老けて見えることがあるんです。防ぐには肌と髪の色みを合わせること。赤み肌、黄み肌は手のひらの血色でわかります。ブローネの泡カラーは22色もカラーが揃っていて自分に合う色調が何色も見つけられて助かりますね」
これからもロングヘアを続けるため万全な手入れを心がけていて、
「育毛スプレーとオイルを欠かさず使って頭皮とツヤのケアをしています」
『クロワッサン』968号より
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