「近視、老眼、スマホ労眼など、目のピントが合いにくい人は、ぜひ目のピント調節機能を鍛えるトレーニングを行ってみてください」とアンチエイジングドクターで医学博士の日比野佐和子さん。鍛えるといっても、日比野式は手軽で簡単。1日たった1分でできるトレーニングです。
「ここで紹介するトレーニングは目のストレッチだと思ってください。体のストレッチと一緒で、目の筋肉を適切に動かして、疲労や老化で凝り固まった筋肉をほぐしてあげるのが目的です」
特に、目のピント調節に直接関係する「毛様体筋」をよく動かすと、「水晶体」の柔軟性が高まり、ピントが合いやすくなります。さらに、トレーニングには血流をよくして、目の周りを温め、疲労を回復させる効果も。涙の分泌も促され、ドライアイの解消にも一役買います。
「アイマスクが目を外側から温めるなら、トレーニングは内側からしっかり温めるイメージですね」 どのトレーニングも1日に何度やってもOK。始めて2週間で視力に変化を感じる人もいるとか。早速始めましょう。