Vol.1 出血が止まりません【40歳からのからだ塾WEB版】
イラスト・小迎裕美子
新連載・40代からのからだ塾では、更年期世代(40〜50代)の女性に起こりがちな症状について、原因や対処法をお伝えしていきます。更年期のまっただ中にいるライター及川が、医師や専門家に根掘り葉掘り。知っておきたい検査の情報やスクリーニングの考え方なども紹介します。ぜひ参考にしてくださいね!
個人差はあるようですが、更年期に入ると、月経の量や間隔が変わってきて、ビックリすること、ありませんか。
だらだらと長く続いたり、突然大量出血したり、月に何回も生理がきたり、生理周期がとびとびになったり……。
会社勤めをしていた若い頃、女性の上司と話していたら、パンツスーツがみるみる真っ赤に……。上司は上着を腰に巻いて、洋服を買いに走った、ということがありました。
またあるときは、食事中、友人が「ごめんね」と何回もトイレに。「生理の量がすごいの」と打ち明けてくれたことがありました。
出血が長引くので、子宮体がんを疑って、専門病院を受診した知人もいました。
ともかく、不正出血があると「重大な病気では!?」と不安にもなりますよね。
そこで、今回取り上げたいのは、閉経前の大量出血(不正出血)。
●生理1日目からあり得ないくらいの大量出血
●それから2週間生理が続いている
●子宮頸がん検診では問題なし、筋腫を指摘されたこともない
●40代後半(更年期世代)
こんなケースのとき、考えられるのは大きく2つ。
【A】女性ホルモンのバランスの乱れ
【B】女性器の病気
でしょうか。
どう判断&対処すればよいのか。婦人科医の小山嵩夫さんに聞いてきました。

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