股関節をいたわる日常の姿勢、具体例でお伝えします
いつもの姿勢の悪いクセが、股関節の不調を引き起こす原因に。股関節を痛める姿勢とやさしい姿勢を改めて確認してみましょう。
イラストレーション・ながしまひろみ 構成&文・長谷川未緒
ソファに座るとき
腰と背もたれの間に隙間ができる座り方は、骨盤が後傾し、腰や股関節に負担がかかる。
背もたれにクッションを置き骨盤を起こす。なお股関節のためにはソファに長時間座るのは避けたい。
床に座るとき
内股座りや横座りは股関節や膝下がねじ曲がり、負荷がかかるため痛める原因に。腰痛にもなりやすい。
かかとにお尻を乗せ、左右の親指を重ねる正座は腰まわりに負担が少ない。足が痺れたらあぐらも可。
寝転がるとき
腰椎が反って股関節にも体重が乗るため、腰痛、股関節痛、膝痛などを引き起こす一因に。
首、背骨、骨盤をまっすぐに、上の脚の膝下をクッションでサポートすると股関節にやさしい。
寝るとき
骨格の歪みを戻したり筋肉のコリをほぐしたりする寝返りができないと、起床時の痛みに。
一晩に20〜30回寝返りを打つことで、体の歪みを戻す。できていない人は寝る前に寝返りの練習を。
『クロワッサン』1135号より
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