春色の服は軽やかに。ベースメイクに艶をプラスして、気分一新。【レイナの大人の簡単・きれい・メイク術】
撮影・玉置順子(t.cube) 文・レイナ スタイリング・佐野友美 モデル・樹神
まだまだ肌寒い日はあるものの、次第に陽射しが春めいていくこの時季。太陽の軌道が変わり、世の中に降り注ぐ光が変わるので、真冬仕様の服やメイクがなんとなくしっくりこなくなってくるのは自然の摂理。
ちょっと気分転換したいなあ、という方にはファッションも軽やかな素材や色合いを取り入れてみることがオススメです。
最近よく聞くパーソナルカラーは参考にはしてもいいけれど、それに縛られすぎないで。パッと目についた色で自分の顔の前にもってきたときに顔色が明るくみえるものを選べばOK。
何よりも自分のワクワクする気持ちを尊重してみてほしいのです。あくまで自分の人生の主役は自分自身。好きなことをしているとき、嬉しいとき、喜びに満ちているとき、人の肌や表情は想像以上に自然と輝くものです。
服だけでなくメイクも同じで、心が満たされれば、濃いメイクをしなくても、光を仕込んだり部分的にプラスするだけで十分イキイキと、メリハリのある顔になれます。
そんな時に力になってくれるのが、透明感ある艶とほんのりピンクの血色を与えてくれる、下地とハイライト。この春に合うフレッシュな自分に出会えますよ。
Point.1 頬から外側に塗り広げる。
パール入りのAの下地を頬が一番多くつくようにして、外側に向かって薄くぼかすと、顔の中心に光が集まり立体感のある仕上がりになる。
Point.2 ピンポイントで光をプラス。
気になる部分にだけ軽くファンデーションやコンシーラーを塗ったら、仕上げに目尻、鼻筋、顎にチップでBの光をのせて指の腹で馴染ませる。
使ったのはこれ!
『クロワッサン』1112号より