目元に艶と陰影をプラスすれば、深まる秋に合うメイクが完成【レイナの大人の簡単・きれい・メイク術】
撮影・玉置順子 文・レイナ スタイリング・佐野友美 モデル・水越日麻
長く暑かった夏もようやく終わり、気づけば今年も残り2ヶ月となりました。
少しずつ深まる秋の気配。季節とともに太陽の移動する高さが変わることで、じつは私達が目にしている世界の色も変化しています。旅行先の南国で気に入って買った服を日本に持って帰ってきたら全然似合わなかった、という経験のある方もいらっしゃるかと思いますが、それも同じ理由です。
光の強さによって色の見え方が変わるため、夏に似合っていたアイシャドウが秋にはしっくりこない、ということがおきたりするのです。おもしろいですよね。やっぱり自然界の影響ってとてつもなく大きい。
その中で生かされている不思議を感じながら、季節に合わせて日々の生活をちょっとでも豊かにできたら楽しいと思うのです。
小さなことかもしれませんが、何年も同じメイク道具を使うのではなく、たまに新しいものを取り入れてみると、マンネリが打破されて思いがけず新鮮な自分に出会えます。
年を重ねれば重ねるほど、どうしても守りに入りがちなのもわかります。でもそこに1㎜でも風穴をあけると、一気に気持ちも行動も前向きになり、若返りますよ。せっかく久しぶりに出掛けられる秋の行楽シーズン。存分に楽しんでください!
Point.1 明暗のメリハリをつける。
深みのある目元づくりを暗く見せないためには、目の際は濃い色で引き締めつつ、光をポイント的に使って明るさと抜け感を出すことが重要。
Point.2 目の下は光色で涙袋を作る。
大人こそ涙袋メイクをすることで、萎みがちな目をふっくら大きく明るく見せることができる。黒目の下に多めに光色をのせると、より効果的。
使ったのはこれ!
『クロワッサン』1104号より
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