スパイス香る薬用人参ケーキ【イソフラボンたっぷりおやつ】
レシピ提供:中村恭子
生薬で知られる薬用人参とシナモンやジンジャーなど体を温める食材と組み合わせたケーキをご紹介します。寒い日に温めたミルクやホットワインなどと一緒に楽しんでいただきたいお菓子です。
今回ご紹介するのはおからのケーキ⇒URL のバリエーションの一つで、仕上げに薬用人参の蜂蜜漬けを使用します。薬用人参の効果を試してみたいけど取り入れ方がわからないという方、まずは食べやすい蜂蜜漬けを試してみてはいかがでしょうか?
エキスのたっぷり出た蜂蜜をそのまま食べたり、水割りやお湯割りにしたり、また今回のようにお菓子づくりにも利用できてお勧めですよ。
スパイス香る薬用人参ケーキ
〈材料〉※18cm パウンド型を使用
A
1 信州産または国産の薄力粉100g ※外国産よりも国産のものはしっとりしています。
2 あれば小麦ふすま(粉末)7g ※ない場合は薄力粉100gの一部を全粒粉に代えて使用します。
3 甜菜糖 40g
4 アルミニウム不使用のベーキングパウダー 5g
5 自然塩 少々
6 シナモン小さじ1
7 ジンジャー小さじ1/2
8 カルダモン小さじ1/4
9 クローブ少々
B
1 おから30g
2 酒粕7g
3 無調整豆乳 130cc前後 ※小麦ふすまを使用しない場合は120cc~
4 太白ゴマ油40cc
5 レモン果汁7cc
C
1 レーズン25g ※湯通しをして使用
2 製菓用クルミ 20g ※粗めに刻んでおく
仕上げ
・薬用人参の蜂蜜漬けの蜂蜜 適量
・ドライフルーツやスパイス(ホール) 適量
〈作り方〉
1 Aの材料をざるなどで最低3回振るう。Bの豆乳にメープルシロップ漬けの薬用人参を入れて温め冷ましておく。
2 温めた豆乳をこす。Bの材料のうち、レモン果汁と酒粕をなじませてから豆乳を加えて、最後に太白ごま油を少しずつ加えて乳化させる。
3 AとBを合わせてホイッパーで混ぜ合わせ粉っぽさがなくなったらCを加えてゴムベラで切り混ぜる。
4 型紙を敷いた型に流し入れ余熱を入れたオーブンで約40分焼く。
5 焼きあがったら表面に薬用人参の蜂蜜漬けの蜂蜜を塗りドライフルーツやスパイスを飾り付ける。
イソフラボンたっぷりおやつについて
大豆イソフラボンを美味しくおやつから摂りたいという方に、体にいいおやつレシピを紹介する連載。動物性食品を控えているという方向けに、ヴィーガンに対応したものもご紹介していきますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
中村恭子●地産地消料理研究家/日本和装教育協会師範
都内の料理教室で講師を務めながらマクロビオティックを学び2011年に信州へ移住、地産地消の暮らしを実践している。以後、生活習慣病予防をサポートする健康管理士の資格を活かし料理研究家として独立。
ヘルスケア関連のレシピや商品開発に関わる他、地産地消に根ざした食材を使ったメニュー・商品開発に関わる。主宰する一般社団法人蓼科塾では大人のための食育セミナー「食べ方講座」を開講。また日本の地産地消に根ざした食及び食育を専門とし企業のアドバイザーを務めている。