フェムゾーンとは、デリケートゾーンとよく言われてきた外陰と膣のこと。
「皆さん、勘違いしています。デリケートではありません。本来丈夫な場所ですよ」と関口さん。自分で見て触ってケアできると、健康を保てるという。
「フェムゾーンのトラブルで、かつては老人性膣炎といわれGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)は、女性ホルモンが低下することで起こります。主な症状は、陰部の乾燥・違和感(かゆみ、痛み、灼熱感など)、セックストラブル(性交痛、性欲低下、オーガズム低下など)、尿トラブル(頻尿、尿漏れ、再発性膀胱炎など)があります。閉経後の2人に1人は、なんらかの症状を抱えています。放っておくと進行し、生活の質を脅かすので、ぜひケアを」