暑い日はシャワーを浴びてさっぱりすればOK!と考えている人も多いかもしれない。
「いやいや、夏でも湯船に浸かるのをおすすめします。外の暑さと冷房による冷えの温度差で自律神経が乱れやすく、疲れやだるさを感じる日も多いでしょう。入浴はとても手軽な疲労回復法です」とは、入浴の効果を研究している医師の早坂信哉さん。
就寝の1時間半前に入浴すると眠りにつきやすくなるというメリットもある。
「さらに長い目で見て、健康長寿にもいいということがわかってきました。毎日入浴する習慣のある人は、そうでない人と比べて要介護状態になるリスクが28%も低いのです。脳卒中、糖尿病などの予防効果も期待できます」
日々の疲れを解消できて、病気予防にもなるといいことずくめ。夏でも毎日、お風呂を楽しもう。