一日のうち16時間連続で食事を摂らない時間を作るだけで、体の不調が改善され、ダイエットにもなると話題の〝16時間断食〟。
「空腹で体が飢餓状態になると、細胞内の老廃物などを分解してエネルギーにするオートファジーが作用して、古い細胞が生まれ変わります。それによって内臓機能は高まり、病気予防や体質改善が期待できるんです」と語るのは、このメソッドを提唱する青木厚さん。
この〝16時間断食〟は、腸の活性化にもメリットがあるという。
「食べすぎや加齢により、働きが鈍っていた腸は、空腹時間にしっかり休ませることで本来の消化機能が復活。その結果、腸内細菌叢が多様化して菌の種類も数も増え、腸内環境が整えられます」