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ぬかの旨味で箸が進む、せりの卵とじ【山田奈美さんのぬか漬け活用レシピ】

料理に使えるおすすめのぬか漬けと、活用レシピを紹介。腸活&発酵食で中から元気!
  • 撮影・小林キユウ 文・長谷川未緒

せりのぬか漬け

塩をまぶして2〜3分置くと、しんなりしてぬか床に入れやすくなる。

鍋に入れることが多いせりは、ぬか漬けにするとしゃきしゃきした食感と、独特の香りをそのまま楽しめる。根も一緒に漬けて、丸ごと味わって。

【漬けやすい分量】
1/2把

【漬け時間】
春…半日
秋冬…1日

【漬け方】
塩ひとつまみをまぶしてしんなりさせ、水気を絞ってぬかに漬ける。水菜や小松菜、三つ葉などの葉物類も同じ方法で漬けられる。

せりの卵とじ

ぬか漬けの旨味で、シンプルな味付けでも深みのあるおいしさに。

香り高いせりのしゃきしゃきとした歯ごたえが、卵の中でいいアクセントに。ぬかの旨味に加え、卵液に味がしっかりついているので、酒の肴にもいいし、ごはんのおかずにしても、箸が進む一品。

【材料(2人分)】
ぬか漬けせり 1/2把
卵 2個
A[酒 大さじ3、みりん 大さじ1、醤油 大さじ1、水 大さじ1]

【作り方】
1.せりは5cm長さに切る。
2.フライパンにAを入れて中火にかけ、煮立ったらせりを加える。ひと煮立ちしたら溶いた卵を加え、全体が半熟状態になったら火を止めて1~2分蒸らす。

体も喜ぶ、ぬか漬けの底力。

「乳酸菌をはじめ菌の種類が多いぬか漬けは、体にいいことはもちろん、簡単にひと品できるので、忙しい人ほどおすすめです」

と語るのは、アトリエで発酵教室も行う薬膳・発酵料理家の山田奈美さんだ。使い切れなかった野菜をはじめ、皮やブロッコリーの芯などもぬか漬けにすれば余すところなく食べられるため、食品ロスの削減にもつながる。生で食べられる野菜はそのまま、加熱が必要な野菜は、蒸したり茹でたりと下ごしらえをしてから漬けるといい。ぬか漬けには塩味、酸味、旨味が加わるため、料理に使えば、特別な味付けをしなくても、おいしくできあがる。

「チャーハンやちらし寿司の具にしたり、和え物にしたり、すり流しにしたり。じっくり焼くのもおすすめです。定番の野菜から変わり種まで、いろいろな食材でお試しください」

山田奈美

山田奈美 さん (やまだ・なみ)

薬膳・発酵料理家

国際中医薬膳師。神奈川・葉山のアトリエ「古家1681」で「発酵教室(ぬか漬け、味噌など)」「和食薬膳教室」等のワークショップを開催。

『クロワッサン』1061号より

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