腰痛予防につながる大きな歩幅を確保する、正しい姿勢と正しい歩き方。
大きな歩幅の確保は腰痛予防につながる、と整形外科医の平尾雄二郎さん。目標は65.1cm。歩幅を広げるエクササイズの基本となる正しい姿勢と歩き方とは?
撮影/角戸菜摘 文/石飛カノ モデル/原 歩美 ヘアメイク/村田真弓 スタイリング/高島聖子
歩幅を広げる正しい姿勢と正しい歩き方のイメージをつかみましょう。
●すべての動きの基本になる姿勢のセルフチェック。
【 正面からの姿勢チェック 】
(A)左右の肩の高さが同じ
(B)左右の骨盤の高さが同じ
(C)膝が真正面を向いている
(D)つま先が正面に向いている
(E)手の甲が外側を向いている
(F)脚のラインがまっすぐ
正面から見たときに肩が内側に入って、手の甲が前を向いていたら猫背姿勢。
正面から見たときに重心が偏って、骨盤や肩の高さが違っていたらNG姿勢。
【 横からの姿勢チェック 】
(A)お腹がぽっこり出ていない
(B)お尻が垂れていない
横から見たときに、背中が丸まって手が太ももの前に来ていたら猫背姿勢。
5歩分その場歩きをしてから……。
ここからは実践編。まずは、すべての動きの起点となる姿勢のチェックから。
5回その場足踏みをしてから、鏡の前に立ち、正面からの姿勢をチェック。家族に携帯で写真を撮ってもらう手もありです。
「正面からの姿勢でとくに重要なのは手の位置です。手の甲がカラダの外側を向いているのが正しい姿勢。手の甲が前を向いていたら、左右の肩甲骨が離れて背中が丸まっている証拠」
次に横から見たときの姿勢のチェック。こちらは壁に背中をつけて頭、肩、お尻、ふくらはぎ、かかとの5点が壁につけばOK。頭や肩が離れていたら猫背、お腹がぽっこり出ていたり、お尻が垂れていたら反り腰姿勢の傾向が。
今晩、早速チェックを。
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