脛の前にある筋肉、前脛骨筋は足首を屈曲させてつま先を引き上げるときに使われる。この筋肉がきちんと働かないとちょっとした段差でつまずきやすくなり、転倒の原因にもなる。とくに、足首の動きに左右差がある人はしっかり刺激したい。
また、胃に関わる経絡が通っている部位なので、マッサージすることで胃腸の調子を整えたり、精神的ストレスの改善にもつながる。
脛の前にある筋肉、前脛骨筋は足首を屈曲させてつま先を引き上げるときに使われる。この筋肉がきちんと働かないとちょっとした段差でつまずきやすくなり、転倒の原因にもなる。とくに、足首の動きに左右差がある人はしっかり刺激したい。
また、胃に関わる経絡が通っている部位なので、マッサージすることで胃腸の調子を整えたり、精神的ストレスの改善にもつながる。
床に座って片脚の膝を立てる。左右の手を組んで膝のすぐ下の脛をはさみ込む。
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手のひらのつけ根で筋肉に圧をかける。上から下に手をずらしていき2往復。逆脚も。
前脛骨筋は脛の骨の外側、膝下から足首のやや上までを覆う筋肉。
両手の指を組んで、脛の骨を中心に脛全体をはさみ込むようにして圧をかける。
腰椎や胃腸などの内臓の不調やストレスなどによって、腰の後ろの皮膚やその下にある筋膜が緊張し、硬くなることがある。とくに、肋骨の下から腰まわり、骨盤の上辺までを覆っている胸腰筋膜という筋膜が硬くなることが腰痛の原因のひとつ。
最後のステップでは緊張している皮膚や筋膜を指でつまんでほぐして、腰痛にダイレクトにアプローチする。
肋骨の下の腰の皮膚と筋膜をつまんで5〜10秒圧をかけ、指を下にずらしていく。
肋骨の一番下のラインから骨盤の上のラインにある胸腰筋膜を狙う。
腰の皮膚をつまむのは親指と人差し指。中指から小指で人差し指を支える。
『Dr.クロワッサン 痛みとコリをすっと消す、自分でできる整体』(2020年4月28日発行)より。
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。