からだ

腰痛改善にアプローチするセルフマッサージ。

  • 撮影/岩本慶三 文/石飛カノ モデル/北川リサ スタイリング/高島聖子 ヘアメイク/村田真弓

腰痛へのアプローチ(2)脛の外側の筋肉に圧をかける。

脛の前にある筋肉、前脛骨筋は足首を屈曲させてつま先を引き上げるときに使われる。この筋肉がきちんと働かないとちょっとした段差でつまずきやすくなり、転倒の原因にもなる。とくに、足首の動きに左右差がある人はしっかり刺激したい。

また、胃に関わる経絡が通っている部位なので、マッサージすることで胃腸の調子を整えたり、精神的ストレスの改善にもつながる。

床に座って片脚の膝を立てる。左右の手を組んで膝のすぐ下の脛をはさみ込む。
 ↓

手のひらのつけ根で筋肉に圧をかける。上から下に手をずらしていき2往復。逆脚も。

【ターゲット】

前脛骨筋は脛の骨の外側、膝下から足首のやや上までを覆う筋肉。

(手の形)

両手の指を組んで、脛の骨を中心に脛全体をはさみ込むようにして圧をかける。

腰痛へのアプローチ(3)腰の肉をつまむ。

腰椎や胃腸などの内臓の不調やストレスなどによって、腰の後ろの皮膚やその下にある筋膜が緊張し、硬くなることがある。とくに、肋骨の下から腰まわり、骨盤の上辺までを覆っている胸腰筋膜という筋膜が硬くなることが腰痛の原因のひとつ。

最後のステップでは緊張している皮膚や筋膜を指でつまんでほぐして、腰痛にダイレクトにアプローチする。

肋骨の下の腰の皮膚と筋膜をつまんで5〜10秒圧をかけ、指を下にずらしていく。

【ターゲット】

肋骨の一番下のラインから骨盤の上のラインにある胸腰筋膜を狙う。

(手の形)

腰の皮膚をつまむのは親指と人差し指。中指から小指で人差し指を支える。

石垣英俊

教えてくれたのは

石垣英俊 さん (いしがき・ひでとし)

鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師

静岡県出身。臨床家の父親に鍼灸治療を師事。体の痛みや不調に悩んでいる人へ、よりよい施術、環境、アドバイスを提供すべく研鑽を積んでいる。神楽坂ホリスティック・クーラ(R)代表。著書多数。

『Dr.クロワッサン 痛みとコリをすっと消す、自分でできる整体』(2020年4月28日発行)より。

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