姿勢を安定させる、下腹部の筋肉を強化するエクササイズ。
「体幹」の名のとおり、腹筋やそのさらに内側にある筋肉は、内臓や背骨を支えていて、
姿勢を安定させるために大切な働きをしています。体幹を衰えさせないことが不可欠です。
体幹強化のエクササイズを鍼灸師であり指圧師の石垣英俊さんに教わります。
姿勢を安定させるために大切な働きをしています。体幹を衰えさせないことが不可欠です。
体幹強化のエクササイズを鍼灸師であり指圧師の石垣英俊さんに教わります。
撮影/岩本慶三 文/石飛カノ モデル/北川リサ スタイリング/高島聖子 ヘアメイク/村田真弓
下腹部を鍛えて姿勢を安定
下腹部の筋肉を強化するエクササイズ。下腹部はヨガや気功でいう体の軸や呼吸の要となる、丹田の在りかでもある。
この部分が安定すると体全体のバランスもとりやすくなり、姿勢の改善、背骨のリセットにも有効。
また、上げた方の脚の太もも裏、床につけた方の脚のつけ根の筋肉のストレッチ効果もあり。キツいと感じる人は楽なバージョンで。
レッグキープで体幹強化
床に仰向けになる。両手は体からやや離して、手のひらを床につける。両足を腰幅程度に開いた姿勢からスタート。
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右脚を股関節が直角になるまで引き上げて3〜5呼吸キープ。かかとを押し出すような意識で、足首を直角に。
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3〜5呼吸キープしたら、ゆっくりと右脚を下ろしていく。ゆっくり下ろす動作のとき、下腹部の筋肉が最も刺激される。逆脚も。
レッグキープで体幹強化のちょっと楽バージョン
床に仰向けになり、体からやや離した位置で左右の手のひらを床につける。両膝を立てて足幅をこぶしひとつ分程度に開く。
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右脚を股関節が直角になるまで引き上げる。かかとを上に向けて押し出すようにして足首を直角に曲げ、3〜5呼吸キープ。
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右脚をゆっくりと下ろしていく。足首の角度は直角を保ったまま。最後まで力を抜かずにゆっくり下ろすこと。反対側の脚も同様に。
『Dr.クロワッサン 痛みとコリをすっと消す、自分でできる整体』(2020年4月28日発行)より。
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