首の傾きを改善する方法は?
お悩み解消ストレッチを、スポーツ&サイエンス代表の坂詰真二さんに教わります。
撮影・黒川ひろみ ヘアメイク・武田尚子(MÉLANGE) スタイリング・春原久子 文・石飛カノ イラストレーション・川野郁代 モデル・くらさわかずえ
首の傾きを 指摘されました。左右差を改善する方法は?
首が左右どちらかに傾いていると指摘されたことがある人。その原因は、首の筋肉の柔軟性に左右差があるせいかもしれません。
耳の下から鎖骨にかけて走っている首の筋肉は、首が前に出ている猫背姿勢や長時間のパソコン作業で硬くなりがち。さらに、カラダを斜めにしてパソコンのモニターを見たり、首を傾けてスマホの画面に没頭すると、必ず左右差が。
硬い方は短くなるので、そちらに首が傾きます。傾く方の筋肉をより重点的にのばしましょう。
【解決】
左右の首の筋肉をストレッチ。傾いている側をより多くのばす。
【やってみよう!】心地いいところで首をストップ。
片手の手のひらを頭のてっぺんに乗せ、腕の重みを利用し首を真横に倒す。首が右に傾いているなら左に首を倒して首の右側をのばす。
【Point】両足を肩幅に開いて自然に立つ。
(A)手の指は側頭部にかける。
(B)両足は肩幅に開き、つま先を斜め外に。
(A)力を入れて引っ張るのではなく、腕の重みを利用して頭を傾ける。
(B)のばしている側の肩は落としたまま。
『Dr.クロワッサン 何歳からでもカラダはやわらかくなる!』(2019年1月5日発行)より。
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