ストレッチでむくみ体質を改善したい。
お悩み解消ストレッチを、スポーツ&サイエンス代表の坂詰真二さんに教わります。
撮影・黒川ひろみ ヘアメイク・武田尚子(MÉLANGE) スタイリング・春原久子 文・石飛カノ イラストレーション・川野郁代 モデル・くらさわかずえ
夕方になると脚がパンパン。 むくみ体質を改善するには?
むくみは血液の流れが悪くなり、血管の中の水分がしみだして、周囲にたまってしまうことで引き起こされます。
とくに、心臓から遠い位置にあり、立っているときは重力によって水分がたまりがちなのが、ふくらはぎ。むくみによって脚が太く見えたり、だるさを感じるだけではなく、放置すると血管がコブのように腫れる静脈瘤(りゅう)ができることも。
動的ストレッチでこまめにふくらはぎの筋肉を刺激し、余分な水分を取り除きましょう。
【解決】
ふくらはぎの筋肉を動的ストレッチでのび縮みさせて、水分を排出。
【やってみよう!】リズミカルにその場足踏み。
両足を揃えてまっすぐに立つ。両手は腰に。つま先を床につけたまま、左右交互に大きくかかとを引き上げる。1分間繰り返し。
【Point】正しい姿勢でかかとを上げて。
(A)目線はまっすぐ前に向ける。
(B)背すじをまっすぐピンとのばす。
(C)両手は腰に。骨盤を立てた状態で。
(A)首を倒さずに目線はまっすぐ。
(B)背すじは一直線をキープ。
(C)つま先は床につけたまま、かかとを高く引き上げる。
(A)目線はぶらさず常に正面。
(B)1分間、背すじは一直線のまま。
(C)反対側の足のかかとを引き上げる。
『Dr.クロワッサン 何歳からでもカラダはやわらかくなる!』(2019年1月5日発行)より。