どこでもできる、カラダの前側全体を伸ばすストレッチ。
スポーツ&サイエンス代表の坂詰真二さんに教わるストレッチ。短時間でも毎日続けることがやわらかさの底上げに。
撮影・黒川ひろみ ヘアメイク・武田尚子(MÉLANGE) スタイリング・春原久子 文・石飛カノ モデル・くらさわかずえ
猫背姿勢が癖になると、カラダの裏(背中)側の筋肉は常に引っ張られ、お腹側の筋肉は常に縮こまった状態。このまま立つと、バランスをとるために骨盤が後ろに倒れ、どんどん高齢者のような姿勢に。
これを防ぐために、カラダの前側全体をのばすストレッチを取り入れます。気づいたときにいつでもどこでも。一日何度でも行いましょう。
両手をお尻の後ろで組み、胸を開いて視線をできるだけ上に。
のばすのは首、胸、お腹の筋肉。左のように、のばす部位を斜線でマークしていくので参考に。
常に縮こまっているカラダの前側を解放。いつでもどこでも。
(A)両手をお尻の後ろで組む。手のひらは上。
(B)足を「ハ」の字にし、膝をしめる。
(A)視線をできるだけ上に向ける。
(B)胸を開いて高く引き上げる。
(C)組んだ手を斜め下方向にのばす。
NG!
「手を高く上げると肩が前に出て胸が開きません!」(橋爪さん)
斜線のマークがのばす部位。
(椅子に座ったままで行うストレッチ)
(A)椅子に浅く座り座面の縁をつかむ。
(B)足は腰幅に開いて膝下に。
(A)胸を張って視線は天井に。
(B)お尻を後ろに突き出すように。
『Dr.クロワッサン 何歳からでもカラダはやわらかくなる!』(2019年1月5日発行)より。