お昼の休憩時間も慌ただしく過ごし、昼食は手短に済ませる大谷さん。そんななか毎日大事にしているのが、午後の診療が始まる前にとる15分程度の昼寝。
「昼寝の効用はさまざまなデータが出ています。例えば、午後の仕事の能率が上がる、平均血圧が下がるといったことです。私もいい年なので、平均血圧を下げるために15分は寝るようにしています」
診療室の椅子に座って足を投げ出して午後のひとときを。「目を瞑(つむ)るだけでもいい。15分から30分、脳を休めるために昼寝すると元気も回復します」
また、睡眠時間も大切にしていて必ず6時間は寝るように心がけています。これは6時間を切ると風邪をひきやすくなるというある研究結果から。「どんなに忙しくても、ある年代からは睡眠時間を削ってまでやってしまうとツケが回ってきますよ」