歯科医師・宝田恭子さんの「朝活健康法」。
文・石原輝美 イラストレーション・ハラアツシ 撮影・岩本慶三
歯科医師・宝田恭子さんの「朝活健康法」
目覚めてすぐに起き上がらない。ゆるゆると、体をほぐして一日スタート。
宝田恭子さんのタイムスケジュール
【6:00】起床 ベッドの中で目覚めの体操
【6:25】TVの『みんなの体操』、R-健康応援ダンスなどのエクササイズ
【6:55】朝風呂
【7:15】朝食→後片づけ、掃除、昼食・夕食の準備など
【8:45】家を出る遠回りして駅まで徒歩20分、電車に乗って通勤
【9:30】クリニックに到着
【12:30】軽いストレッチ→昼食
【13:30】デスクにうつ伏せになって20分仮眠(寝不足のとき)
【19:00】軽いストレッチ→退社
【20:00】買い物のあと帰宅
【20:15】夕食
【21:15】T Vを見ながら30分の歯磨きタイム
【21:45】シャワーで汗を流す
【22:30】就寝
ドクター宝田健康法(1)ベッドの上で体を徐々に、目覚めさせることから朝活スタート。
歯科医の宝田恭子さんの健康法キーワードはズバリ「朝活」です。「これまで多くの患者さんを見てきて、歳をとっても腰も曲がらず二足直立歩行できている人は、早起きで朝から元気に活動していることが多いように思うんです」
宝田さんは朝6時に起床。ベッドで行うストレッチから始まる約1時間のエクササイズメニューを、毎日欠かさず行っています。
「何かと忙しい日々の中では、ジムへ行く時間を取るのは難しく、自宅で行う朝の運動タイムが勝負です。音楽をかけながらお気に入りのウエアを着て行うと、気分も上がるんです。毎日楽しく続けることで、筋肉の減少を食い止めて、いつまでも元気で美しくありたいと思っています」
1.足首のストレッチ
仰向けに寝て、両足首を伸ばしたり、縮めたりと動かす。10回行う。
足首を右回りと左回りに回す。左右それぞれ10回ずつ行う。
2.手のストレッチ
仰向けに寝て、両手のひらを握ったり、開いたりする。自分のペースでリズミカルにグー・パーと、20回行う。
3.太もも前側を ゆっくり伸ばす
両膝を立てて、両手で足首を持ち、かかとをできるだけお尻に近づけて10秒キープする。この動きで膝の関節もゆるまる。
4.膝を抱えてゴロンゴロン
両膝を抱えて体全体をゴロン、ゴロンと左右に揺らす。なるべくももが体から離れないようにしながら、左右各10回行う。
5.肘まわりの 筋肉をほぐす
仰向けに寝て腕を上げる。右手で左の肘を、左手で右の肘を持ち、優しくマッサージして肘まわりの筋肉をほぐす。15秒間行う。