冷えや風邪に。ほうじ茶で作る、かんたん漢方茶。
いつも飲んでいるお茶に、入手しやすい漢方食材を加えてお湯を注ぐだけ。ちょっとした不調や日々の健康管理にどうぞ。
撮影・岩本慶三 スタイリング・中林のり子
ほうじ茶と
ほうじ茶は、煎茶や番茶、茎茶(どれも緑茶)を強火で炒ったもの。口に含むと軽やかで香ばしい香りが広がり、緊張を解きほぐしてくれる。カフェインが少ないので夜に飲んでも。
体に潤いを補給してくれるのもうれしい。比較的クセがないから、味のバリエーションも発想次第で広がる。
【冷えやめぐりが気になるときに】(A)ほうじ茶+黒糖、牛乳、シナモン
血をめぐらせてくれる黒糖とシナモン。潤いを補ってくれる牛乳を合わせて、熱を生み出せる状態に。ほっとする味で、ほうじ茶でつくるカプチーノのよう。
【かぜのときの栄養補給に】(B)ほうじ茶+甘酒、ゆず皮
熱が出て汗をかいたあとに、甘酒ほうじ茶で潤いと栄養を補給する。アクセントにゆず皮を合わせると、気分もすっきり。甘酒にほうじ茶を足す感じでつくると美味。
【お腹の調子を整えたいときに】(C)ほうじ茶+棗、陳皮
冷えやストレスでお腹の調子が思わしくないときに、精神安定作用がある棗(なつめ)と消化機能の改善が期待できる陳皮を、平性のほうじ茶で。棗はほぐして実も食べよう。
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