ここでは、立ち方や歩き方など、腸のために日常生活で心がけたいことを紹介します。
ひとつは、歪(ゆが)みのない体をつくることです。骨盤のズレや姿勢の悪さは腸の形が歪んだり、位置が下がったりするだけでなく、血行不良の原因にもなります。「壁立ち」で歪みを直しましょう。さらに「腸活歩き」をマスターすると血流がアップするとともに、腸も動き出し、快腸への道がひらけます。
もう一つは腸が固まらないように心がけ、お腹の柔軟性を保つことです。何かしながらでもお腹をひねったり、腹筋を使ったりして、腸を動かすことを習慣にするといいでしょう。副交感神経の働きを高めることも大切です。副交感神経にスイッチを切り替えてから眠るために、夜は軽い運動で心身をリセットしたり、心を穏やかに保つことも、腸のためになります。
深呼吸(参考記事)は交感神経の高ぶりを抑え、同時に、横隔膜の動きで結腸を刺激する効果もあります。簡単にできることを続けて快腸生活を手に入れてください。