おからとヨーグルトのマフィン【白崎茶会のかんたん発酵おやつレシピ】
撮影・青木和義 スタイリング・中里真理子 構成、文・越川典子
注目のおからパウダーを使って、さっくり焼き上げる。
おからとヨーグルトのマフィン
【材料(100mlのカップ4つ分)】
A[地粉50g、アーモンドプードル10g、ベーキングパウダー小匙1、シナモンパウダー小匙1/2、重曹ふたつまみ]
B[豆乳ヨーグルト120g、植物油30g、メープルシロップ40g、塩ひとつまみ]
おからパウダー20g
【作り方】
1.ボウルにAを入れて泡立て器で粉がふわっとするまでよく混ぜる。
2.別のボウルにBを入れ、泡立て器でよく混ぜて乳化させる。おからパウダーも加えて混ぜ、ラップをして10分ほど置く。
3. 1と2を合わせて泡立て器で手早くぐるぐると混ぜ、カップに流しこむ。
4.すぐに170度に温めたオーブンに入れ、25分ほど焼く。
*クリームやジャムなどを添えてもおいしい。
本誌の人気連載「白崎茶会の発酵定食」でもおなじみの白崎裕子さん。
「発酵食、雑穀、乾物は、白崎茶会で毎日使っている食材ばかりです」
この3つを使って、カラダにいい、かんたん、誰が作っても失敗しないおやつレシピを考えてもらった。
「砂糖やバターなどを使わず、小麦粉も最小限にしています。ポイントの食材は、濃縮タイプの甘酒です。甘みを出すのはもちろん、とろみを出したり、焼き菓子を膨らませる役目をしたり、甘酒はとても面白い役割をしてくれます」
結果、甘さ控えめ、飽きずに食べられるおやつができあがった。
「甘く食べたい場合は、はちみつやメープルシロップをかけてください。オリーブオイルや海塩、ハーブ類をかければ、食事やおつまみにもなります」
どのレシピも、混ぜて冷やすだけ、混ぜて焼くだけ。守るべきは3つだけ。
・材料をきちんと量ること。
・よく混ぜる(乳化させる)こと。
・加える順番を守ること。
「必ずおいしくできます」
[白崎茶会で使っている 「発酵・雑穀・乾物」食材]
『クロワッサン』1029号より
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