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甘酒かぼちゃプリン【白崎茶会のかんたん発酵おやつレシピ】

カラダにいい、かんたん、失敗しない白崎茶会のおやつは、軽くてもたれることがありません。だから、飽きずに食べられます。料理研究家、「白崎茶会」主宰の白崎裕子さんに教わります。
  • 撮影・青木和義 スタイリング・中里真理子 構成、文・越川典子

甘味は、甘酒だけなのに子どもも大人も喜びます。

甘酒かぼちゃプリン

つぶしたかぼちゃと甘酒をよく混ぜ合わせる。

【材料(100mlのカップ3個分)】
A[かぼちゃ(蒸したもの)100g、甘酒(濃縮タイプ)100g、海塩ひとつまみ]
B[粉寒天小匙1/2、豆乳200g]

【作り方】
1.ボウルにAを入れて泡立て器でかぼちゃをつぶし、なめらかになるまで混ぜる。
2.Bを小鍋に入れて5分置き、中火にかけ、沸騰したら弱火にして2分煮る。
3.2を1に加えてよく混ぜ、型に流し込み、冷蔵庫で冷やす。

*食べるときに以下の甘酒練乳シロップをかけてもおいしい。

甘酒練乳シロップの作り方
【材料】(作りやすい分量)
甘酒(濃縮タイプ)100g、豆乳200g
【作り方】
1. 甘酒と豆乳を、なめらかになるまでミキサーにかける。 
2.  1を小鍋に入れて、弱火にかける。沸騰したらアクをとりながら、とろみがつくまで2〜3分加熱する。
3. 保存容器に移し、水を張ったボウルに入れて混ぜながら粗熱をとる。
※冷蔵庫で2週間保存可能。

白崎裕子(しらさき・ひろこ)さん●料理研究家、「白崎茶会」主宰。著書に『へたおやつ』(小社刊)ほか多数。オンライン講座「白崎裕子のレシピ研究室」開始。https://class.shirasakifukurou.jp/

本誌の人気連載「白崎茶会の発酵定食」でもおなじみの白崎裕子さん。

「発酵食、雑穀、乾物は、白崎茶会で毎日使っている食材ばかりです」

この3つを使って、カラダにいい、かんたん、誰が作っても失敗しないおやつレシピを考えてもらった。

「砂糖やバターなどを使わず、小麦粉も最小限にしています。ポイントの食材は、濃縮タイプの甘酒です。甘みを出すのはもちろん、とろみを出したり、焼き菓子を膨らませる役目をしたり、甘酒はとても面白い役割をしてくれます」

結果、甘さ控えめ、飽きずに食べられるおやつができあがった。

「甘く食べたい場合は、はちみつやメープルシロップをかけてください。オリーブオイルや海塩、ハーブ類をかければ、食事やおつまみにもなります」

どのレシピも、混ぜて冷やすだけ、混ぜて焼くだけ。守るべきは3つだけ。

・材料をきちんと量ること。
・よく混ぜる(乳化させる)こと。
・加える順番を守ること。

「必ずおいしくできます」

[白崎茶会で使っている 「発酵・雑穀・乾物」食材]

〈 発酵食品 〉右・豆乳グルト(マルサンアイTEL.0120-92-2503) 左・濃縮タイプのあま酒2種(マルクラ食品 TEL.086-429-1551)
〈 雑穀 〉右・オートミール(陰陽洞 TEL.046-873-7137) 左・オーサワの九州産有機十六穀米(オーサワジャパン TEL.03-6701-5900)
〈 乾物 〉右・おからパウダー(さとの雪食品 TEL.0120-86-1212) 左・かんてんクック(伊那食品工業 TEL.0120-321-621)

『クロワッサン』1029号より

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