海老とキヌアとにらのアジアン卵炒め【松見早枝子さんのキヌアレシピ】。
撮影・徳永 彩(KiKi inc.) 文・黒澤 彩
キヌア
食物繊維、タンパク質、カルシウム、鉄分などのミネラルをバランスよく含んだスーパーフード。小粒で火が通りやすく、手軽に使えるのもうれしい。
【キヌアの炊き方】(できあがり約200g)
1.キヌア1/2カップを目の細かいストレーナーに入れて洗い、鍋に入れて水150mlを注ぎ、30分ほど浸水させる。
2.充分浸水させたら中火にかけ、煮立ったら蓋をして弱火で7分炊く。火を止めて5分蒸らす。
3.そのまま冷まし、粗熱が取れたら100gずつ耐冷の保存容器に入れるかラップに包んで冷凍保存する。
海老とキヌアとにらのアジアン卵炒め
水分が少ないのでバゲットなどに挟んでサンドイッチにもアレンジできる、辛くないアジア料理。炒めものには、炊いた雑穀を使うのが鉄則。
【材料(2人分)】
むき海老200g
キヌア(炊いたもの)100g
卵2個
にら6本
ナンプラー大さじ1/2
酒大さじ1
サラダ油大さじ1
パクチー適量
【作り方】
1.むき海老は包丁で背を浅く開いて背わたを取り、塩水でよく洗ってペーパーの上に並べ、水気を取る。卵は溶きほぐし、にらは長さ3cmに切る。
2.フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、海老を入れて炒める。表面の色が変わったら酒を加え、キヌア、にら、ナンプラーを加えてざっと炒め合わせる。
3.溶き卵を回し入れて火を止め、余熱で卵が固まってきたらそっとかき混ぜる。器に盛り付けて1cm幅に刻んだパクチーをあしらう。
松見早枝子(まつみ・さえこ)さん●粮理家。エイジングケアによく、体や環境への負担が少ない食事法を提案。雑穀エキスパートの資格も持つ。プライベート料理教室「Tronc(トロン)」主宰。
『クロワッサン』1029号より
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