山本浩未さんが提案する、マスク映え間違いなしの新メイク。
撮影・久々江 満(商品) イラストレーション・谷本ヨーコ 文・今井 恵
「マスクで顔の下半分を覆ってしまうから、アイメイクが強すぎても、弱すぎても、エイジングが悪目立ちしてしまいます」
と、ヘア&メイクアップアーティストの山本浩未さん。そこでマスク映えするメイクテクを伝授。
「マスクで隠れるからとチークやリップを省くと、取ったときに顔色が悪く見えてしまいがち。そこでマスクにつかない“小鼻チーク”を考えました。またマスクで目元がクローズアップされる分、アイラインやマスカラが黒だと、コントラストが強すぎて古臭い顔に見えてしまいます。大人がきれいに見える血色の赤と黒のバランスを工夫すると、グッと垢抜けますよ」
少しの工夫で、マスクをしていても外しても健康的な顔に。
マスクにつかないチークテクニック
パール感のないほんのりピンクを選び、付属のブラシ(約15mm幅)で小鼻の脇から黒目方向に斜め45度のライン状にチークを入れ、残りをあご先に。マスクにチークがつかず、3つのポイントで立体感も出せる。
ほんのりピンクで充分。自然な血色で、顔が明るく。
右・肌そのものの血色のような色を演出するピンクカラー。セザンヌ ナチュラル チークN マット 101 360円(セザンヌ化粧品 TEL.0120-558515) 左・ふんわり自然な血色感をもたらす、パウダーピンク。プレスト チークカラー N 02 5,300円(レ・メルヴェイユーズラデュレ TEL.0120-818-727)
マスクに負けない、目のキワ勝負
マスク映えには3D効果が出せるまつ毛が大事。また目のキワを縁取るまつ毛のアイライン効果は、大人のぼやけた顔立ちをしっかり見せてくれるので、黒よりイマドキ感と深みを出せるボルドーがおすすめ。
マスク姿だからこそ、まつ毛のパワーが5割増し!
右から、10種類の植物オイルやエキスで、まつ毛に負担をかけずにオフするマスカラタイプのリムーバー。THREE アイラッシュケアアンドトリートメントリムーバー2,800円(THREE TEL.0120-898-003) 18種類の美容保湿成分を贅沢に配合したマスカラ下地兼まつ毛用美容液。マイツユ アイ ラッシュ セラム 6ml 8,800円(アートネイチャー TEL.0120-501-396) 天然由来成分100%のまつ毛専用エッセンスを針を使わず、電気の刺激で奥深くまで浸透させる。ラッシュビット バイオアイラッシュエッセンス10ml 7,000円、イーポレーション・EGM mini4万9500円(共にユニッシュ TEL.06-4707-7100)
ボルドーやパープルの赤みを目の際に配し、今年らしい新鮮な顔に。
右から、パールなしのパープルレッドが目元をセンシュアルに。MIMC ミネラルリキッドアイライナー 04 3,800円(MIMC) 鮮やかでありながら目の際になじむパープル。アディクション ザ カラー リキッドアイライナー 010 3,000円(アディクション ビューティ TEL.0120-586-683) 先細りの平筆が自由自在にラインを描くボルドーカラー。ロングラスティング リキッドアイライナー 06 4,300円(アンプリチュード TEL.0120-781-811) 女らしいルビーカラー。ルナソル シークレットシェイパーフォーアイズ 03 2,800円(カネボウ化粧品 TEL.0120-518-520)
眉で顔の上半分をバランス美人に
強すぎず、ほどよくおしゃれ感を出す眉メイクのポイントは、色と毛並み。眉山を強調せず、明るい色でややストレート、太めにメイクすると、マスクとのバランスがよく仕上がる。
ピンクやオレンジ系の色で、眉に強さと明るさを演出。
右から、赤みのあるピンクブラウンがやさしい華やぎを。ヴィセ リシェ アイブロウパウダー BR-3 1,100円*編集部調べ(コーセー TEL.0120-526-311) 眉全体を自然にトーンアップするマスカラタイプ。キャンメイク カラーチェンジアイブロウ 06 500円(井田ラボラトリーズ TEL.0120-44-1184) 赤みを加え、モードな眉に。ケイト デザイニングアイブロウ3D EX-6〈WEB限定カラー〉 1,100円*編集部調べ(カネボウ化粧品)
| 眉のアートメイクで、 時短&眉メイクが楽しみに! |
6月に眉のアートメイクをした山本さん。「ベースの形を整えていただき、気になっていた眉頭と眉山の左右差が解消。最近のアートメイクは毛が増えたかのようにとても自然。色も1年ぐらいで薄くなるので気が楽です」
バイオタッチメディカルクリニック●東京都港区高輪2-16-49 TEL.03-6450-3904 営業時間:10時〜19時(土日は〜18時) 眉アートメイク7万5000円〜(別途初診料) https://biotouch.jp
施術は業界でも屈指の技術をもつ三宅美帆子さん。
『クロワッサン』1028号より