頭と体をほぐす寝る前のマッサージで、睡眠の質を上げる。
一日の疲れを解消し、夏の元気を維持するためには、睡眠の質が鍵を握る。快眠につながる夜の過ごし方を、項目別に識者(女性ホルモンバランスプランナー(R))の烏山ますみさん、呼吸ヨガ(R)創始者の平賀きょう子さん、医師の山崎まいこさん)が提案。
イラストレーション・谷本ヨーコ 文・板倉みきこ
頭のコリ&緊張を取る
1.ヨガマットの上で正座をし、額を床につけて拝むようなポーズに。両手は顔の横あたり。ヨガマットがない人は、頭をのせるために重ねたタオルなどを用意。
2.ゆっくり息を吐きながら、お尻を持ち上げ、ひざを立てる。ひざの位置が腰の真下にくるように。首を垂直に立て、百会の位置を刺激する。首に強い負担がかかり、痛める可能性があるので、顔を左右に動かさないこと。息を吸って1の姿勢に戻り、体を緩めたらまた2の姿勢に。1、2を5回ほど繰り返す。終わったら1の姿勢に戻り、呼吸を整えてから体を起こす。急に立つと目まいがすることもあるので注意。
【簡単・頭のマッサージ】
目をつぶり、こめかみから側頭部に手のひらを当て、当てたまま少し圧をかけてゆっくりと回す。最後に百会のツボのあたりを中指の腹でゆっくり押す。
●百会
頭頂部のほぼ中央にあり、多くの気が集まるツボ。自律神経を整える働きがあるとされる。このツボを刺激すると疲労回復やリラックス効果が。
02 / 03