最適な1本を見つけられたら、眼鏡ライフをより楽しめます!
眼鏡ライターの伊藤美玲さんに、眼鏡選びのポイントを聞きました。
撮影・黒川ひろみ、多田 寛(商品) 文・長谷川未緒
「スマホが見えづらいと思ったら、老眼の始まりかもしれません」と眼鏡ライターの伊藤美玲さん。
それまで眼科と無縁だった人は、見えにくさの原因が目の病気の場合もあるため、まずは眼科の受診を。
「老眼だとわかったら、老眼鏡を用意しましょう。そのほうが目のためにいいですし、抵抗があるかもしれませんが、見たいものを遠く離している姿のほうが、年齢を感じさせると思います」
老眼鏡といっても、好きなフレームに自分に合った度数のレンズを入れればいいので、近視用と見た目はさほど変わらない。サブ使いであれば、度入りの既製品も手軽。
大人の目には、老眼鏡だけでなく、サングラスも必需品だ。紫外線を原因とする目の病気もあるため、日焼け止めを塗る感覚でサングラスをかけよう。
こちらも好きなフレームでつくれるが、小さすぎると紫外線が目に入るため、ある程度の大きさは必要。
「グレーのレンズは曇り空のような感じといった、かけたときの見え方も大切です。好みの濃さや色を見つけるため、試着したら外に出てみましょう」
似合う眼鏡のセオリーは、眼鏡の縦幅が眉からあごまでの長さの3分の1、横幅は顔の幅に収まるものとされているが、こだわらなくても大丈夫、と。
「黒目の中心とレンズの中心が合うものを選ぶようにして、あとは自分がなりたい雰囲気のものを選べばいいと思います。とびきりの1本が見つかれば、気分よく眼鏡をかけられますよ!」
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