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口腔内の浄化力アップが見込める、唾液量の増やし方。

30代以上の8割が歯周病といわれる今。全身疾患にも深く影響を及ぼす歯周病菌から身を守るには、驚くチカラを持つ唾液に頼るべき。矯正歯科治療専門医の坂本紗有見さんに聞きました。

イラストレーション・大庫真理 文・板倉みきこ

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1.口は閉じた状態で舌を歯ぐきの右上奥につけ、歯ぐき表面をなぞって右上から右下へ、ゆっくり円を描くようにぐるりと回す。奥歯の先までしっかり舌を伸ばすこと。上下それぞれ6秒ずつかけるのが目安。
1.口は閉じた状態で舌を歯ぐきの右上奥につけ、歯ぐき表面をなぞって右上から右下へ、ゆっくり円を描くようにぐるりと回す。奥歯の先までしっかり舌を伸ばすこと。上下それぞれ6秒ずつかけるのが目安。
2.右下から1でなぞったところを折り返し、右上まで戻る。下の前歯に舌が当たると痛みを感じる場合は、なるべくゆっくり回すこと。それにより舌の筋肉が刺激できる。上下6秒ずつかける。
2.右下から1でなぞったところを折り返し、右上まで戻る。下の前歯に舌が当たると痛みを感じる場合は、なるべくゆっくり回すこと。それにより舌の筋肉が刺激できる。上下6秒ずつかける。
3.舌で歯ぐきの裏側を左下から左上へぐるりとなぞる。食べかすなどの汚れを掃除するイメージで歯と歯ぐきの間を丹念に。上下6秒ずつかける。
3.舌で歯ぐきの裏側を左下から左上へぐるりとなぞる。食べかすなどの汚れを掃除するイメージで歯と歯ぐきの間を丹念に。上下6秒ずつかける。
4.折り返して、歯ぐきの裏側の左上から左下へなぞる。最初は舌が疲れたり、突っ張られるように感じることもあるが、徐々に慣れる。
4.折り返して、歯ぐきの裏側の左上から左下へなぞる。最初は舌が疲れたり、突っ張られるように感じることもあるが、徐々に慣れる。
5.右上奥の歯に舌を当て、そのままで3秒キープ。左上奥も同様に。舌の筋肉を鍛えることを意識して、思いっきり伸ばすこと。
5.右上奥の歯に舌を当て、そのままで3秒キープ。左上奥も同様に。舌の筋肉を鍛えることを意識して、思いっきり伸ばすこと。
6.同様に、右下奥と左下奥の歯に舌をつける。3秒ずつキープ。舌下腺が刺激されて唾液が出るので、下あごの内側に唾液が溜まっているはず。その唾液で軽く口をゆすぐとよい。
6.同様に、右下奥と左下奥の歯に舌をつける。3秒ずつキープ。舌下腺が刺激されて唾液が出るので、下あごの内側に唾液が溜まっているはず。その唾液で軽く口をゆすぐとよい。
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