「骨って硬くて無機質なものと思っているかもしれませんが、実は新陳代謝をしているんです。骨は作っては壊しを繰り返している“生きた”組織。日々生まれ変わって、約5年で全身の骨が入れ替わるんですよ」
と話すのは内科医の加藤朋子さん。つまり5年後には今の自分の骨はひとつも残っていないのだ。
「だからこそ、きちんとケアをすれば何歳になっても骨は強くすることができるし、骨密度を上げることができる。しかも骨にはオステオカルシンという“若返りホルモン”が分泌されて、衰えた機能を回復する作用があります。骨は美と健康の源なんですよ」