まあるく濃いチークがおてもやんのよう…メイクの失敗談にプロがアドバイス。
同窓会や食事会、そんな場では若々しく見せたいと思うもの。でも頑張る方向を間違えるのはイヤ。読者のあるある失敗談を参考に、おさらいしましょう。メイクアップアーティストのレイナさんに教わります。
撮影・黒川ひろみ マンガ・小迎裕美子 イラストレーション・山中玲奈 文・古屋美枝
私は見た! 『おてもやんのような、頬の真ん中にまあるく濃いピンクのチーク』
「大学の同期会のとき、友人のメイクに違和感が……。ショッキングピンクのチークが頬の真ん中に丸く、濃くのせられていて、まさにおてもやんのようだったんです。そのチークのおかげで肝斑もよけい目立ってたのですが、久しぶりに会った彼女に、指摘することもできなくて……。後日、同期会に出席していた別の友人と会ったとき、彼女のチークの話で30分以上盛り上がってしまいましたが、私も気をつけようと思いました」(N・Aさん/52歳・会社員)
[レイナさんのアドバイス]
クリーム&パウダーチークのWづかいで自然な血色を演出。
わざとらしくなく若々しい頰に見せるために、レイナさんが教えてくれたのは、質感の異なるチークのWづかい。
「クリームチーク、フェイスパウダー、パウダーチークの順につけます。クリームチークはお風呂上がりのようなうるっとした血色感を出せます。パウダーチークのみだと長時間もたせるのは難しいけど、クリームチークを仕込むことで一日中元気な表情でいられますよ。色は、自然な血色に見えるコーラルピンク一択です」
〈クリームチーク〉
若々しい表情をつくる、コーラルピンク。指でつけてぼかすとナチュラルに上気したように見える。
〈パウダーチーク〉
コーラルピンクで統一感を。大人はパールが強いものでないほうが毛穴も目立たず上品に仕上がる。
レイナさん●メイクアップアーティスト。多くの女優やモデルから指名をうける。著書は『いくつになってもキレイになれる』(主婦の友社)など。完全予約制、プライベートメイクレッスンも行っている。
『クロワッサン』1015号より
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