じゃがいもとたらのパセリたっぷりスープとアレンジレシピ。
撮影・三東サイ スタイリング・矢口紀子 文・松本あかね
新しい味の掛け算。しゃきしゃきサラダ×あったかスープ。
王道の組み合わせ。バターの香る穏やかな味わい。
じゃがいもとたらのパセリたっぷりスープ
【材料(4人分)】
じゃがいも4個(約600g)、パセリみじん切り大さじ4、たら4切れ、A[白ワイン大さじ2、水4カップ、塩小さじ1/3、レモン汁大さじ1、にんにく1かけ(すりおろす)]、バター大さじ1、塩・こしょう各少々
【作り方】
1.じゃがいもは4等分にくし切りにし、5分水にさらす。たらは3等分に切り、塩を振って10分ほど置き、出てきた水分をペーパーで拭く。こしょうを振っておく。
2.鍋にたら、Aとじゃがいもを入れてひと煮し、煮立ったら弱めの中火で10分ほど煮る。
3.じゃがいもに火が通ったらバターとパセリを加える。
*「サラダをのせる場合、ベースのスープはシンプルが基本です」。じゃがいもとたらはスープとして定番の組み合わせ。材料を1つの鍋で煮込むだけの手数の少なさもうれしい。
色鮮やかなマリネをのせて、味の変化を楽しんで。
紫キャベツのマリネのせ
【材料(2人分)】
上のスープ適量、紫キャベツ100g、塩適量、レーズン大さじ2(25g)、A[オリーブ油・赤ワインビネガー各小さじ2、はちみつ小さじ1/2、塩・こしょう各少々]
【作り方】
1.Aを混ぜておく。
2.紫キャベツを太めの千切りにし、ボウルに入れて塩を振り、手でよくもんで5分ほど置く。水気をぎゅっと絞り、レーズンを入れ、Aで和える。
3.スープを器に盛り、2を好みの量のせ、混ぜながらいただく。
*「シンプルなスープにちょっと複雑な味のサラダを組み合わせると、変化が出て飽きずに食べ進められます」。白菜の千切りの塩もみや、レタスの玉ねぎドレッシング和えなどでも。
堤 人美(つつみ・ひとみ)さん●料理家。雑誌、テレビ、広告など多方面で活躍中。著書多数。『野菜がおいしいのはスープだから』(学研プラス)ほか。
『クロワッサン』1012号より
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