入浴時のお湯の温度の大事な目安となるのが40度だ。
「40度以下のお湯だと副交感神経が優位になりリラックスモードに、40度より高いと交感神経が優位になり、覚醒モードになると言わ蝣れています。夜ぐっすり眠るためには、40度、もしくはそれより少しぬるめのお湯に肩まで10〜15分つかるのがおすすめです」
なぜ、湯船に肩までつかったほうがいいのだろうか。
「体全体を温めることで血の巡りがよくなるのです。また、お湯の浮力によって、いつもは体を支えている筋肉などへの負荷がかからず、全身がリラックスします」
理想の入浴時間は約10分だが、こだわりすぎなくても大丈夫。
「途中で体を洗ったりしながら合計10分でもいいですし、たとえ10分未満でも、全くつからないよりは効果があります」