からだ

スカートは長め丈をセレクト【この秋買い足すべき1アイテム】。

クローゼットはいっぱいなのに「着たい服がない!」と嘆いていませんか。服飾戦略スタイリストの窪田千紘さんおすすめのアイテムで今年らしい一着を加えることで、今ある服が新鮮に着こなせるようになります。
  • 撮影・天日恵美子 スタイリング・窪田千紘、森村朋子(共にフォトスタイリングジャパン) ヘア&メイク・三輪昌子 モデル・森村朋子、吉田千恵子 文・菅野綾子
タートルニット2万円、スカート2万1000円(共にプルミエ アロンディスモン TEL.03-6861-1371) シュタイフファーベスト4万2000円(アデュー トリステス TEL.03-6861-7658) カシミヤスカーフ 2万8000円(ヨーガンレール) ゴールドサークルペンダント8,000円(ダブルビー) ストレッチブーツ2万3800円(ダニエラ&ジェマ) バッグ スタイリスト私物

大人の女性が無難な路線を狙って選びがちな膝丈スカートは、実はかなり難易度が高いアイテム。全身のバランスが取りづらく、何も考えずに着てしまうと、かなり野暮ったい印象に。

「今年のスカート選びはロング丈が鉄則。前述したロングドレスの法則と同じで、できるだけ全身を一枚の布で覆ってあげたほうがエレガントに見えるんです。そのため、合わせるトップスもできるだけ同系色のものを。縦長ラインを意識して、シルエットはIラインや落ち感がきれいなタイプを選ぶと、スタイルアップして背も高く見えます」

何通りもの着こなしを楽しめる一枚布のフェルトスカート。ウールカシミヤで暖かな着心地。 2万9000円(ヨーガンレール) 
裾に向かって流れるようなシルエットが美しく、下半身をすっきり見せてくれる。スカート2万4000円(タバサ/ピー・エックス)
服飾戦略スタイリストの窪田千紘さん

全身を新しい服でコーディネートしない限り、今年らしい着こなしは完成しないと思っている人も多いはず。でも、服飾戦略スタイリストの窪田千紘さんは、「全身を今年の服で揃えなくても、たった1点旬のものを投入するだけで、去年の服でさえも垢抜けて見えるんです」と言う。

「流行は、シルエットで変わっていくもの。ズバリ今年のトレンドは、縦長ラインと裾広がりのシルエット。この2つを作り出してくれるアイテムを投入すれば、いつものコーディネートがたちまち今年の顔に変化します」

とはいえ、うまくコーディネートできる自信がない……という人は、

「小物だけを替えてみたり、自らコーディネートを考える手間が省ける上下のセットアップのアイテムを狙うのがおすすめです」

窪田千紘(くぼた・ちひろ)さん●服飾戦略スタイリスト。ブログ「STYLE SNAP 大人世代普段着リアルクローズ」が好評。近著は『大人体型の「きれい」を引き出す着こなしの作戦』(講談社)。

『クロワッサン』1006号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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