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【昼のケア編】肌悩みを解決! 小林ひろ美流隙なし保湿術。

シワ、たるみ、シミ……といったあらゆる肌悩みのもととなる乾燥。美肌の持ち主・小林ひろ美さんの毎日の対策を聞きました。
  • 撮影・青木和義 スタイリング・程野祐子 ヘア&メイク・広瀬あつこ 文・鈴木智子

お手入れしているのになぜか乾燥してしまう……。それ、おそらく、保湿できている“つもり”なだけかも?

「乾燥が治まらないのは保湿の“湿”はできても“保“ができていないから。加齢に伴ってバリア機能が低下したり、肌が硬くなって化粧品が浸透しにくかったり。それなのにケアが追いついていなくて、一時的な“湿”で終わっている状態ですね。水分と油分を共に角質層にキープできて初めて、保湿と言えます。潤っているのが当たり前という状態になるよう、見直しましょう」

と美容家の小林ひろ美さん。そこで提案するのが、タイミングと量がポイントの、小林流隙なし保湿術。

「お手入れは朝と夜だけという意識を変えましょう。いつでもどこでも乾く前に手立てを講じること。提案するケアの一つでも二つでもいいので取り入れてみてください。それだけで肌は違ってきます。肌にとって乾燥はくすみ、シミ、たるみなど悩みを引き寄せる万病のもと。決して侮らないように」

時間や状況に応じた保湿術をこのあと紹介。いまこそ乾きと決別を。

3時のブレイクタイムには“マグ蒸し”を。

ブレイクタイムにとるホットドリンクも保湿の味方になるもの。温かさと湿気を上手に活用しよう。

「飲み物の表面をふーっと吹いてその蒸気で肌を湿らせましょう。それから、飲み物を含んで口腔内を温め、肌内部の巡りをよくします。こういうちょっとしたことの積み重ねが物を言うんです」

飲み物を口に含んだら、飲み込む前に首を傾けて頰の内側に行き渡るようにして口腔内を温める。

メイク直しには乳液を1滴プラスする。

外出時のメイク直しの際にも上手に活躍させたいのが乳液。

「リキッドファンデの場合、手の甲で乳液と混ぜてからつけます。パウダリーの場合は、スポンジに少量の乳液を含ませてからファンデーションを取って顔にのばして。乳液のように肌を柔らかく整えるアイテムを差し込むと、乾燥を防げて肌の調子が良くなります」

乳液を小分けにして携帯。リキ ッドファンデと共に手の甲に出し、混ぜ合わせてからつける。
塗る際はこすらないように、トントンと直したい箇所に置くようにしてなじませる。

巡りをよくする酢で内側からもケア。

寒いと血流が滞って、体も疲れやすくなり、肌にも悪影響が。

「寒いときこそ疲労物質を分解してくれるお酢をたくさん摂りましょう。紅芋酢は抗酸化物質やアミノ酸が含まれているので、コラーゲンの生成や血液サラサラ効果が期待できます。血行がよくなれば肌ツヤもアップしますよ」

日中こそ隙なく万全なクリーム使いで。

外も室内も、肌を乾燥させる要因に溢れている。だから日中の隙のないクリーム使いをぜひ。

「目尻やほうれい線など、シワの中まできっちり入れ込んで充分に潤わせます。また出かける際は必ず小さな容器にクリームを入れて携帯しましょう。乾燥しそう、乾燥したかも、と思った瞬間に速攻で塗っておくことで大きな差に」

1.手のひらでクリームをなじませたら、顔の 側面から手で押し込むようにつけていく。
2.手を中央に移動させ、口角を上げた顔で塗 り込むことで、シワにクリームが入り込む。
3.口を膨らませてほうれい線のシワを伸ばし、 人差し指の側面を使いシワ内部に塗る。
4.手で目の下を押し上げてたるみじわを膨らませる。それから指先でクリームを塗布。
5.目尻のシワを指で広げ、指の側面を使って、シワの底までクリームを行き渡らせる。

午後の休憩時間に水分と油分の交換儀式を。

午後になるとTゾーンはテカり、Uゾーンは乾いて肌はアンバランスな状態になりがち。そこで、

「ティッシュにミストを吹きかけ、顔にのせて手で押さえます。これでUゾーンには水分補給ができ、Tゾーンの余計な皮脂を取ることができます。肌状態を均一に整えるよう意識することも、せっかくのケアを活かすためには必要」

顔にのせたとき、頰に触れるあたりを目指し てミストをシュッ。
ティッシュを顔にのせ、軽く手で押さえる。 Tゾーンの余計な皮脂もオフ。

『クロワッサン』944号より

●小林ひろ美さん 美容家/化粧品の効果を引き出す技に定評あり。ここで紹介した方法もすべて実践。効果を裏付ける、透明感溢れる潤い美肌はうらやましい限り。

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