歪みの改善と予防策。
距骨をうまく使うためのセルフケア。
慢性的な不調の根本原因は、足首にある「距骨」の歪みかもしれません。歪みを改善と予防のために距骨のセルフケアを整体師の志水剛志さんに聞きました。
距骨は、日常の動き方に大きく影響されます。悪いクセがあると負担となり、歪みの原因になりますが、逆に、正しく使えるようになると改善と予防につながります」と、志水さん。
サロンに通っている人にも勧めているというセルフケアを教わった。
「手始めは、距骨周りのこわばりを取って、足元の可動域を広げること。できれば周囲のパーツの筋力をつけておくと、距骨の動きが良くなります。効果的な歩き方もぜひマスターを」
距骨の負担を軽減する 入浴時の足マッサージ
距骨の負担を減らすには、土台となる足のアーチの柔軟性を保つこと。靴に覆われてこわばりやすいため、毎晩の入浴中にほぐす習慣を。
全身をフラットに整える 毎朝 10 分のボディリセット。
筋肉と繋がっていない距骨は、周りの動きにつられて動く特性がある。距骨に必要以上に負担をかけないためには、全身のねじれを取り、ニュートラルな状態を保つことが大切。整体師も自らの体の調整のため行うというボディリセットの動きで、骨盤・背骨・胸周りを整えよう。フラットな体で日中を過ごせるよう、朝取り入れるのがおすすめだ。
「骨盤」の左右の高低差とねじれを正す。
「背骨」を伸ばしながら動かし、背面をゆるめる。
「胸元」を反らし、縮こまった前面を伸ばす。
『クロワッサン』930号より
●志水剛志さん 整体師、『フォルトゥーナ』院長/距骨に着目した志水式整体を提唱。45分8,500円、院長施術45分1万500円。初診料2,000円。
広告