非常時の女性の“体”の守りかた──不安やストレスを減らしたい。女性だからこその備えとは
撮影・北尾 渉 イラストレーション・おざわさよこ 文・兵藤育子
自宅が危険でない場合は住み慣れた環境で在宅避難を。それが難しそうなら親戚や知人宅、避難所へ行くなどの選択肢があるが、安全が確保できたら優先したいのが体のケア。体の健康があってこそ、避難生活を続けられるからだ。
「ここでは体を清潔に保つアイテムを紹介していますが、誰にとってもこれがベストなわけではないので、いろんな選択肢を知ることがまずは大事。そのうえで、防災とはいえ楽しみながら実際にお試しして、自分に合うものを探してみてはどうでしょう。どんな災害も、日常生活の延長上で起こっている点は共通しています。ですから備えのヒントも、日常生活の中に必ずあるのだと気づくと、防災対策が負担になりませんよ」(防災アドバイザー・岡本裕紀子さん)
「清潔」を保つことは、健康維持の第一歩
「お風呂に入れない状況でも、体をできるだけ清潔にしておくことは、病気や感染症の予防になるだけでなく、メンタルを健康に保つことにもつながります」。女性の場合は特に、当たり前だった身だしなみをできないことが大きなストレスに。清潔を維持する備えは念入りに!
【髪】
水やお湯で洗い流す必要のないドライシャンプーは、スプレータイプやシートタイプなど種類もいろいろ。使用感や香りなどを確認するためにも、事前に試してみよう。
手袋シャンプー
手袋型のウェットシートで、もみ洗いするような感覚で頭皮や髪の汚れをしっかり除去できる。汚れに素手で触れなくていいのも非常時向け。5枚 347円※編集部調べ(本田洋行 TEL:0896-58-2412)
【口まわり】
口内環境のトラブルは免疫力を低下させ、健康に悪影響を引き起こす恐れが。断水によって満足に水を使えないようなときも、口まわりを清潔に保てるケア用品を。
レクチノーラル デンタルジェル
水を使わずに口腔ケアができる、綿棒型歯みがき。海松(ミル)から抽出された海藻由来成分が虫歯菌や歯周病菌の付着を防ぐ。15本660円(企画通信社 サステナブル事業部 TEL:03-6778-7416)
【デリケートゾーン】
入浴できずデリケートゾーンのケアを怠ると、膀胱炎や腟炎などのリスクに。下着を洗えないときは下着シートをこまめに取り替えて。肌が弱い人は、かゆみ止めも。
ロリエ さらピュア吸水 超吸収スリム 15㏄
おりものシートのような薄さで、パワフルな吸水力を実現した尿もれシート。においを瞬時に閉じ込めて、ムレにくい設計に。25枚 462円※編集部調べ(花王 TEL:0120-165-695)
臭わない袋 BOS
においを防ぐために開発されたゴミ袋。生理用品とセットで用意しておきたい。ストライプシリーズ/Sサイズ200枚入・ミントグリーン 1,909円※編集部調べ(BOS TEL:06-6327-8188)
【肌】
災害時に肌ケアなんてと思うかもしれないが、普段の習慣を続けることが健康を保つ秘訣にも。水不足やストレスで肌荒れも起こりやすいので、可能な限りこまめなケアを。
ズボラボ 夜用ふき取り乳液シート
寝る前に拭くだけで、メイク落とし、洗顔、化粧水、乳液、美容液までが完了するアイテム。ハーバルアロマの香りで、リラックス効果も。35枚入 990円(サナ TEL:0120-081-937)
『クロワッサン』1172号より
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