渡辺満里奈さんが、体のために買ってよかったもの
撮影・相馬ミナ スタイリングとヘア&メイク・三上津香沙 文・長嶺葉月
毎朝8時半。渡辺満里奈さんは友人たちとオンラインでつながり、5分間のエクササイズ動画を3本こなす。コロナ禍から始まったその習慣は、気づけば4年以上続いている。
「昔は痩せたいとか、こう見られたいとか、そういう理由で運動をしていた気がするんです。でも今は、一生自分の足で歩くため。筋力があると体だけじゃなくて気持ちも軽くなって、『面倒だからやめよう』じゃなくて、『行ってみようかな』と前向きになれる。例えば、美術館でも旅行でも、何かに好奇心を持って動けることが、私にとっての健やかな状態なのだと思います」
健康のために選ぶものにも、渡辺さんなりの基準がある。
「体にいいといわれるものでも、続かなければ意味がないと思っていて。日常とかけ離れてなくて、無理をしなくても手が伸びる。使うたびに気持ちがいい──、そういったものが日常に溶け込んでいます」
渡辺さんの愛用するものたち
GINGER FACTORY
右・生姜紅茶、左・生姜チップス(乾燥)
アーネスト
のせるだけで簡単蒸し器、とにかく洗いやすいステンレス卓上鍋
w&fw
冷えとり靴下
今回紹介してくれた3つのアイテムも、その視点が通底している。
「靴下も履いていて気持ちがいいし、生姜紅茶もおいしいから飲みたくなる。蒸し器での調理が楽なので自然と野菜を食べる。そういった小さな心地よさの積み重ねが、心も体も整えてくれる気がするんです」
不調に対しても、完全になくすより、うまく付き合っていく。その感覚が年々強くなっているという。
「朝起きるとどこかしらが痛い(笑)。若い頃のように気合でどうにかなるわけでもないし、無理もできない。でも、それでいいのかなとも思っています。温めたり、休ませたり、自分なりの整え方を知っておくことのほうが大切なのかもしれません。無理に立て直そうとはせず、今日は料理しないとか、Netflixを一日観るとか。自分を甘やかす日があってもいいと思います。あと、私は人と話すことがすごく大事で、モヤモヤしていることを誰かに話すと、それだけで少し手放せるんですよね」
これから先、大切にしたいものについては、とてもシンプル。
「年齢を重ねるほど怖いのは孤独。だから友人を大切にしたいし、一緒に過ごす時間を増やしたい。好きな場所へ行って、美味しいものを食べて、たくさん笑う。そのために体を整えているんだと思います」
『クロワッサン』1168号より
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