トレンドはスポットケアから、肌全体の透明感アップへ!【信頼コスメ ブライトニング部門】
撮影・天日恵美子(人物)、久々江 満(商品) スタイリング・山本瑶奈 構成&文・今井 恵
“レフ板のように光を拡散させ、シミやくすみをぼかす技術に注目”
右・小田ユイコ(おだ・ゆいこ)さん 美容ジャーナリスト。出版社に勤務後、独立し、美容ライターに。2008年より美容ジャーナリストとして活躍。スキンケアやメイクの丁寧な分析とわかりやすい解説で人気。
“成分の掛け合わせによるトータルエイジングケアで透明肌に”
左・宇野ナミコ(うの・なみこ)さん 美容ライター。30年に及ぶ美容ライター歴で、スキンケアからメイク、ヘアケア、フレグランス、美容医療まで、幅広く取材。読者目線に寄り添った美容記事を執筆する。
女性たちの美白志向は変わらないものの、目指す白さが“シミを消す”という考えから“肌の透明感”や“肌色の均一感”、そして“内側からの輝き”へと移行している。最先端の化粧品をどう使い、どんなスキンケアをしたら目指すべき“今の”美肌になれるのか、美容のプロたちの見解を聞いてみた。
小田ユイコさん(以下、小田) 美白ケアというより、今はブライトニングが主流。その背景には美容医療がとても手軽になり、気になるシミは取ればいいという理由も。メイクもファンデーションをがっつり塗るより、素肌美志向。だったら肌の明るさやキメの整い方が気になる。それを含めたブライトニングが今の傾向なんでしょうね。
宇野ナミコさん(以下、宇野) おっしゃるとおり。ブライトニングは美白だけでなく、エイジングに対するトータルケアを目指すことが、成分や処方で叶うようになりました。だからこそシミに加え、くすみやたるみも含めて改善したいと願う人が、年齢に関係なく増えてきている気がします。
小田 ですね。化粧品のアプローチとしては、光の反射光に着目したブランドがありました。反射光とは肌の中で光を拡散させ、レフ板を使ったようにパーンと肌を明るくするということ。エリクシールやカネボウのDEWがそう。FASも角層をなめらかにすることで、塗るとオーラ肌になりませんか? 超うれしくなる(笑)。
宇野 肌が明るいと気持ちが上がります! 傾向としては複数の有効成分を組み合わせてトータルでエイジングケアに迫るというのも今季の特徴でしたね。ポーラやエリクシールは非常に象徴的でした。できたシミに対応するものが多い中、クレ・ド・ポーが“シミがない肌からできる瞬間”への最初の一歩に着眼し、0から1への研究を進めた話がおもしろかったです。
-エリクシール-
ブライトニング ローション
「手軽に買え、価格帯も手が届きやすい、生活者目線の製品設計に心から共感」(宇野さん)、「内側から湧き上がるような明るさに、お手入れ中から気分が上がる」(小田さん)。潤いと透明感、美白とエイジングケアを叶える。しっとりタイプ ca [医薬部外品] 170ml 3,740円*編集部調べ(エリクシール TEL:0120-770-933)
-クレ・ド・ポー ボーテ-
セラム エクラ S II
「ブライトニング? エイジング? 最先端理論に希望をもらえた」(松本千登世さん)、「点や面の美白はもちろん、シミを作らせない肌に導いてくれる」(植村朗子さん)。濃密な潤いで肌を満たし美白とエイジングケアを。[医薬部外品] 40ml 4万1800円(クレ・ド・ポー ボーテ TEL:0120-86-1982)
-ポーラ-
ホワイトショット クリアスキンローション
「メラニンの排出と肌のバリア機能をサポートするPCE-DP®配合のローション。美白ケアの集中期間に愛用」(海野由利子さん)、「みずみずしく、くすみを整えながら透明感を引き出す敏腕ローション」(小林ひろ美さん)。メラニンを排出し減少させ、肌あれも防ぐ。[医薬部外品] 150ml 9,350円(ポーラ TEL:0120-117111)
-コスメデコルテ-
ホワイトロジスト クロノジェネシス ブライトニング コンセントレイト 1.8X
「継続するほどに整い、澄み渡っていく実感で、すっかり手放せない存在」(小林さん)、「高濃度のコウジ酸でシミをつけ置き感覚!? 頑固なシミも薄くなる感じ」(小田さん)。最先端メラニン研究×コウジ酸で美白。[医薬部外品] 30ml 1万9800円(コスメデコルテ TEL:0120-763-325)
-FAS-
ザ ブラック ブライトセラム II
「美白とエイジングケアが同時にできるのがうれしい」(倉田真由美さん)、「大人のくすみやシミを包括的にケアする点が魅力。使っていると調子のいい肌に整えてくれる気がします(宇野さん)。光と色でエイジングくすみを撃退。[医薬部外品] 30ml 1万2100円(シロク TEL:0120-150-508)
ブライトニング製品は、何をどう選べばいいのか
小田 これだけいい製品が出揃うと、じゃあ、何を選んだらいいの? となりそうですけど。一品でガツンと効かせたいと思うのなら美容液。有効成分の濃度にもこだわっていますからね。
宇野 確かに。コスメデコルテは過去最高濃度のコウジ酸を配合。でも私もそうですが、いつものスキンケアのルーティンをあまり増やしたくない派の方なら、ちょうど切れた化粧品を置き換えるのでもいいですね。この時季だけ化粧水を美白に置き換えるとか。あとは「同窓会や参観日の日までにキレイになる」など期限と目標を定めてブライトニングをするのもおすすめ。モチベーションが続きます。
小田 化粧水は角層を整える力が強くなっているので、水の膜を作って生まれるレフ板効果もかなり高いです。あとバリア機能が弱い肌なら、乳液やクリームを選んでもいいですね。
宇野 40代になって急に肌が揺らぎ始めたという人も多いですからね。
小田 肌が安定すると、美容液や化粧水を使って明るくなった肌を持続させやすくなります。美容医療でシミを取った後の肌にも同じことがいえます。あとは昔ならゆらぎ肌には刺激が強いとされた、ビタミンCをはじめとする美白成分が、新しい技術で使えるようになり、“攻め”のケアができるようになったのも喜ばしいこと。もちろん使う前に成分はよく確認してください。
宇野 本当にそのとおりだと思います。先日、伊勢丹のバイヤーさんと話しているときに、最近の消費者の方々はシミやシワは多少あっても構わない。むしろ肌にツヤがあって年齢相応にヘルシーに見えるほうがいいという方が増えているとおっしゃっていました。
小田 それであればまさにトータルエイジングケアで実現できますよね。
宇野 一方でKビューティーの影響か、白肌志向の方々も。街で時折「ファンデーションの色が白すぎでは!?」と心の中で思うことも(笑)。
小田 個人的にはナチュラルな美しさが自然体で好感を持ちますし、心地いいのでは?と。そう考えると、今季のブライトニング製品はどれも使ってみるべきものが揃っています。
宇野 もちろん継続して、きちんとお手入れすることも大切ですね。
『クロワッサン』1166号より
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