MAWAのハンガー ──松田美智子の「くらしの歳時記」
古くから伝わる習慣やしつらい、暮らしの知恵。松田美智子さんが取り入れている“歳時記”を紹介します。今回は「ハンガー」。
撮影・鍋島徳恭
ハンガーを替えるだけで、クローゼットにゆとりができます
パンパンのクローゼット、なんとかしないとと思いつつ、また新しい服を買ってしまう。一枚増えたら一枚減らすとわかっているのですが、それができないのが私の日常です。着ようと思ったブラウスの衿が、ギュウギュウのクローゼット内で押されて反対に折れ曲がっていたり、探しても探しても見つからなかったスカートが、ある日、下に落ちていてくちゃくちゃになって発掘とか。そこで、今回は一大決心をしてハンガーを総取り替えすることにしました。1、クローゼットに余白を作る。2、型崩れしない。3、ずり落ちない。4、取り出す時に服同士がからまない。これらが私の希望です。いろいろ検索してドイツの「MAWA」のハンガーに決めました。コートもジャケットも「こんなに薄いハンガーで大丈夫かしら」と思いながら取り替えましたが、問題なし。私の4つの希望は叶い、なんと1割、いや1・5割はクローゼットに余裕が出て、洋服が見やすくなりました。
ハンガーも適材適所の使い分け!
今回は5種類のハンガーをそれぞれ洋服によって使い分けました。写真上から時計回りに、ハンガーとバーが一体化したものはスーツ用に。次の丸い肩の形状のものが定番で、幅1センチと薄くて万能なので、ニット、Tシャツ、ワンピース等に。肩の曲線に特徴があるのは、衿付きのシャツやブラウス用に。ズボンハンガーは、ズボンではなく、生地の薄いワンピースやロングニット、オールインワンを半分に折ったり、大判のスカーフの整理にも。Wクリップ式はスカートやパンツ用。今年、やってよかった整理です。
『クロワッサン』1167号より
広告