【話し方バージョンアップ③】印象の決め手は表情や身振り!? 言葉以外の要素も意識して相手に好印象を持ってもらいましょう
イラストレーション・佐久間 茜 構成&文・中條裕子
感じがいいと人に思われるかどうかは、性格ではなく技術なのだと多くの悩める人たちをカウンセリングしてきた大野萌子さんは断言する。
よりよく伝えるには、言葉以外の要素も必要
感じがよいかどうかという印象を決めるのは、実は顔の表情や動きといった非言語の要素が大きいのだという。「普段からどんな感じで話しているかを一度チェックしてみるといいでしょう。たとえば、電話をしながら鏡を見ると、声のトーンや表情がわかります。リラックスできる相手だとクセが出やすいので、友人とオンラインで会話してみるのも手です」
目線
話している相手と目を合わせないのはもちろんよくないが、目線が定まらずキョロキョロしたり、逆に近くで見つめすぎるのも避けたいところ。日本人はじっと近くで見つめられると、圧迫感を覚えたり緊張を感じる人が多いという。要所要所で目を合わせるくらいでよく、あとは目線を落として自然にしているほうが安心感を与えやすい。
うなずき方
非言語コミュニケーションの中でも、クセが出やすいのがうなずき方。相手の話を真剣に聞くあまり全くうなずかない人もいれば、せわしなく小刻みに首を動かす人も。一番よいのは相手の話の区切りに合わせて“しっかり、ゆっくり、はっきり”うなずくこと。そうすることで真剣に聞いているということが相手に伝わり、好印象になる。
距離
あまり親しくない人と向かい合わせで話をする際には、距離感も大切に。必要なのは、お互いに“前へならえ”をして指先が触れないくらいの距離。両方が手を出しても届かない距離が、心理的に安全性が保たれる。親しい人であれば、一人分の前へならえくらいで大丈夫。小さな前へならえの距離は、恋人、家族以外は基本的に入らないほうがよい。
手振り
手振りは表情と同様に、動きがないと相手の不安につながるので、少しゼスチャーがあるといい。といっても、ずっと手を動かし続けるのは軽い感じに見えてしまうので注意が必要。胸の高さくらいの位置で自然と両手を動かすくらいにして、派手なリアクションは避ける。手振りが大きいと相手に威圧感を与えてしまうので、気をつけたい。
『クロワッサン』1166号より
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